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2019年のニュル24時間に参戦する日産、近藤真彦監督「3年以内の優勝を目指す」

NISMOフェスティバルでニュル24時間参戦車両を公開

2018年12月2日 開催

「NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデル」でニュル24時間に挑むKONDO RACING。近藤真彦監督が率い、ドライバーは松田次生選手、高星明誠選手、藤井誠暢選手、トム・コロネル選手が務める

 日産自動車とNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は12月2日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催しているファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2018 Supported by MOTUL」を開催。この中で、2019年6月にドイツ ニュルブルクリンクサーキットで開幕する「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の参戦車両をグランドフィナーレで公開した。

「NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデル」でニュル24時間に挑むのは、近藤真彦監督が率いるKONDO RACING。ドライバーは松田次生選手、高星明誠選手、藤井誠暢選手、トム・コロネル選手の4名が務める。

 ホームストレート上で行なわれたグランドフィナーレでは、「NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデル」が最終コーナー側からホームストレートを走行して登場。ドライバーを務めた近藤監督は挨拶に立ち、「(NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデル)が昨日シェイクダウンしたばかりのクルマなので、メカニックやドライバーから『絶対にぶつけないでくれ』と言われ、すごいプレッシャーを受けました(笑)。日本のレースはもちろん、全力を尽くして頑張ってまいります。ドイツではそう簡単に勝たしてくれることはないと重々承知しています。3年以内に勝つんだという気持ちで頑張っていきますので、ぜひ応援してください」と挨拶を行なった。

 なお、ニュル24時間への参戦は日産のモータースポーツ活動を担うNISMOが技術支援を行なうほか、レースには全国の日産グループ販売会社で高性能車の整備を取り扱う「NISMOパフォーマンスセンター」のテクニカルスタッフがチームのメカニックとして派遣される。