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伊ランボルギーニ、ニュル市販車最速「アヴェンタドール SVJ」世界初公開。6分44秒97を記録
「ALA 2.0」搭載など「アヴェンタドールSV」と比べてダウンフォース+40%
2018年8月24日 17:06
- 2018年8月23日(現地時間) 公開
伊ランボルギーニは8月23日(現地時間)、ニュルブルクリンク北コースの市販車最速タイム6分44秒97を記録するV12スーパースポーツカー「アヴェンタドール SVJ」を世界初公開した。価格は5154万8373円(税別)を予定。
アヴェンタドール SVJの「SV」は、ランボルギーニでは伝統的に「スーパーヴェローチェ」(超高速)を意味する。また、その後に付く「J」は「Jota(イオタ)」を意味し、サーキットで優れた性能を発揮することを示した。
最大出力566kW(770HP)/8500rpm、最大トルク720Nm/6750rpmを発生するV型12気筒 6.5リッターエンジンを搭載。トランスミッションは7速AMTを採用、駆動方式は4WDとなる。乾燥重量は1525kgでパワーウェイトレシオは1.98kg/hp。0-100km/h加速2.8秒、最高速350km/h以上を実現する。
空力性能ではアクティブ・エアロダイナミクス・システム「ALA(Aerodinamica Lamborghini Attiva)2.0」の搭載など、前モデルの「アヴェンタドールSV」と比べて、ダウンフォースの大幅改善を設計上の最大目標に掲げた結果、両車軸のダウンフォース+40%、ドラッグ係数-1%を実現させた。
アウトモビリ・ランボルギーニCEO のステファノ・ドメニカリ氏は「アヴェンタドール SVJは革新的なクルマであり、スーパー・スポーツカーの頂点を極めるモデルです。ランボルギーニのデザイナーやエンジニアたちは、ランボルギーニのスーパー・スポーツカーの純粋さをさらに改良するということに挑みました。超高速で卓越した空力性能の事例を求め、宇宙船からジェット戦闘機まで、あらゆるものからインスピレーションを得ています。アヴェンタドール SVJは未来に向かってさらなる一歩を進め、スーパー・スポーツカー開発の新たな可能性を秘めています」とコメントしている。
なお、米国カリフォルニア州で開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」では、カーボンファイバーを豊富に使い、ランボルギーニが設立された1963年にちなんで63台のみが限定生産されるスペシャルエディション「アヴェンタドール SVJ 63」を公開する。