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ポルシェ、パナメーラシリーズのハイパフォーマンスモデル「パナメーラGTS」受注開始

460PS/620Nmを発生するV8 4.0リッターツインターボ搭載

パナメーラシリーズのハイパフォーマンスモデル「パナメーラGTS」「パナメーラGTSスポーツツーリスモ」

 ポルシェ ジャパンは11月21日、パナメーラシリーズのハイパフォーマンスモデル「パナメーラGTS」「パナメーラGTSスポーツツーリスモ」の受注を開始した。価格はパナメーラGTSが1897万円、パナメーラGTSスポーツツーリスモが1935万円。

 また、パナメーラ 2019年モデルの一部モデルで価格改定を実施し、同日に発売した。価格は「パナメーラ」が1198万円、「パナメーラ4」が1248万円、「パナメーラ4 エグゼクティブ」が1368万円、「パナメーラ4スポーツツーリスモ」が1295万円。

パナメーラGTSのスペック
パナメーラGTSスポーツツーリスモのスペック

 新たに導入されたパナメーラGTSは、“グランツーリスモスポーツ”の名にふさわしいパフォーマンスにフォーカスしたモデルに位置付けられ、先代のGTSモデルを15kW(20PS)/100Nm上まわる最高出力338kW(460PS)/6000-6500rpm、最大トルク620Nm/1800-4500rpmを発生するV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンを搭載。これに8速PDKを組み合わせて4輪を駆動する。スポーツクロノパッケージを組み合わせることで、0-100km/h加速は両モデルともに4.1秒を実現。最高速はパナメーラGTSが292km/h、パナメーラGTSスポーツツーリスモが289km/hとしている。

V型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンは最高出力338kW(460PS)/6000-6500rpm、最大トルク620Nm/1800-4500rpmを発生

 足まわりには3チャンバーテクノロジーを備えるアダプティブエアサスペンションを採用し、柔軟な操作性と最適なバネレートを実現。スポーツシャシーは通常モデルより車高が10mm低くなり、PASM(ポルシェアクティブサスペンションマネージメント)はさらにスポーティなチューニングとなった。

 エクステリアではフロントエンドとリアボトムのトリムなどにブラックコントラスト仕上げを施し、よりアスリート然としたスタイリングを実現。ホイールは20インチのパナメーラデザインホイールを標準装備する。

パナメーラGTS
パナメーラGTSスポーツツーリスモ

 インテリアでは多くの部分でアルカンターラとアルミニウムを採用し、標準装備のパドルシフトを備えたヒーテッドマルチファンクションステアリングホイールもアルカンターラ仕上げとした。オプションの「GTSインテリアパッケージ」では、タコメーターやステッチで好みの色を選べるほか、室内のGTSロゴもカーマインレッドとクレヨンから選択できるようになっている。

パナメーラGTSのインテリア
パナメーラGTSのイメージビデオ(1分4秒)