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ランボルギーニ、鈴鹿サーキットで「ウラカン スーパートロフェオ EVO」ベースの8台限定スペシャルモデル世界初公開
スーパートロフェオ・アジア開催8周年を記念。日本を意識したカラーリング採用
2019年6月22日 16:58
- 2019年6月22日 発表
- 27万5000ユーロ(税別)
アウトモビリ・ランボルギーニは6月22日、鈴鹿サーキットで行なわれているワンメイクレース「ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ 2019 第2戦」の会場において、8台限定のスペシャルモデルを世界初公開した。そのモデルは「ウラカン スーパートロフェオ EVO」をベースにした「8th Edition of Super Trofeo Collection ASIA」と呼ばれ、価格は27万5000ユーロ(税別)。2019年7月から発売される。
日本を意識したカラーリング
2012年に初開催されたランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア(当時はランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジア)は、2019年で8周年を迎えた。現在使用されているマシンはウラカン スーパートロフェオ EVOで、これは2017年に発表した新しいモデルだ。
ウラカン スーパートロフェオ EVOはV型10気筒5.2リッター自然吸気エンジンをミッドにレイアウトした後輪駆動モデルとなる。最高出力は620PS、最大トルクは570Nmを発生する。これをベースに日本を意識したホワイトと、スーパートロフェオ・アジア8周年記念のお祝い、セレブレーションカラーとして選ばれたゴールドをベースにカラーリングされたのが今回の限定車だ。
さらにエンジンのECUを変更し、620PSから630PSに10PSアップした専用エンジンが搭載されている。従ってECUをオリジナルに戻すことで、レースに参戦することも可能だという。
販売は日本をはじめ、スーパートロフェオ・アジアが開催されているAPECの各地域だが、アウトモビリ・ランボルギーニ モータースポーツ部門責任者のジョルジオ・サンナ氏は、「特に日本ではかなり需要があり、要望や注目が高いようです」と述べ、日本市場にかなりの期待を寄せていた。
8というラッキーナンバーを重視
サンナ氏はこのクルマについて、「レースに出場するのではなく、トラックデイで乗るような特別なモデルがほしいというコレクターからのリクエストも多くあります」と述べ、今回の限定モデルもそういった人たちをターゲットにしていることを示唆。
また、8台限定についても、「8周年記念ということと同時に、アジア諸国では“8”という数字は幸運を表すことを後から知りました。そこで、そういった意味を込めて販売します」とコメント。
このような限定車はアジア地域だけでなく、ヨーロッパにおいても昨年、スーパートロフェオ・ヨーロッパ10周年を記念して10台限定で販売。カラーリングはブラックとホワイトがベースとされていた。ちなみに、アジア向けとして9周年記念モデルの可能性を聞いたところ、それはないということであった。