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マツダ、「MAZDA3」のレース仕様「MAZDA3 TCR」。350PS/490Nmの直4ターボ搭載

2020年1月のデイトナ24時間のサポートレースでデビュー

2019年10月1日(現地時間) 発表

「MAZDA3 TCR」

 マツダは10月1日(現地時間)、「MAZDA3」を使用するモータースポーツプログラムの最新レースカー「MAZDA3 TCR」を米国で発表した。

 MAZDA3 TCRは、350PS/490Nmを発生する直列4気筒ターボエンジンを搭載し、パドルシフトの6速シーケンシャルトランスミッションを組み合わせる。車両開発はグローバルマツダMX-5カップカーの組み立てを担当しているロングロードレーシングによるもので、MAZDA3 TCRは世界36のTCR認可チャンピオンシップに参戦できるように公認された。

MAZDA3 TCR

 外観デザインは、MAZDA3 TCRの空力部品がすべてのTCR規制に合致していることを確認しながら、MAZDA3のボディラインに一体となって流れるように統合させるため、デザイナーが相当の時間を費やしたという。

MAZDA3 TCR

 マツダノースアメリカンオペレーションズ会長兼CEO毛籠勝弘氏は、「TCRは、新型MAZDA3を導入することで、マツダ車でレース参戦する手段をお客様に提供する絶好の機会を創出してくれました」と述べるとともに、「これまでIMSAおよびSRO TCアメリカにおける当社の成功は、MX-5などのマツダ車でレース活動することを選択した熱心な顧客のおかげで成り立っています。次世代マツダレーサーが、このMAZDA3 TCRで同じ可能性を見いだすことを願っております」とコメントしている。

 MAZDA3 TCRは、2020年のIMSAミシュランパイロットチャレンジシリーズに参戦。デビューレースは2020年1月26日、デイトナ24時間レースウィークのサポートレースとして開催される4時間の耐久チャレンジとなる。

MAZDA3 TCR