レクサス、「LS」一部改良でハイブリッドモデルの加速アシスト量を増加。駆動力と静粛性向上

LS500h“version L”（マンガンラスター）

　レクサス（トヨタ自動車）は10月3日、フラグシップセダン「LS」を一部改良して発売した。価格は999万6000円～1670万9000円。

　今回の一部改良では、2018年8月の一部改良で4WD車のショックアブソーバーに採用された「伸圧独立オリフィス」を2WD（FR）車にも搭載。ショックアブソーバーの伸び側と縮み側でそれぞれに適したオイル流路（オリフィス）を設定するバルブ機構を採用し、減衰力可変幅の拡大や摩擦抵抗の低減などによって乗り心地を向上させた。

　また、ランフラットタイヤの補強層構造の最適化、AVS（アダプティブバリアブルサスペンションシステム）やリアサスペンションマウントのチューニング変更を行ない、フラグシップセダンならではの上質な乗り心地を進化させている。

　ハイブリッドモデルのLS500hではアクセル特性を変更し、加速時に行なうモーターアシスト量を増加させて駆動力と静粛性を向上。“EXECUTIVE”では後席左側の足下空間や前方視界を広げる「エンターテインモード」を採用し、「リアマルチオペレーションパネル」の操作性を高めて後席の快適性を引き上げている。

LS500

LS500h