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テイン、「アルファード」「ヴェルファイア」ハイブリッド車対応ダンパー「EnduraPro」「EnduraPro PLUS」

2019年12月20日 発売

EnduraPro:1万2000円~2万円(税別)

EnduraPro PLUS:1万4000円~2万2000円(税別)

テインの純正形状ダンパー「EnduraPro」

 テインは、トヨタ自動車の「アルファード」「ヴェルファイア」のハイブリッド車(型式:AYH30W)に対応する純正形状ダンパーの新製品「EnduraPro(エンデュラプロ)」「EnduraPro PLUS(エンデュラプロ プラス)」を発売した。価格はEnduraProのフロント用(左右別)が各2万円(税別)、リア用が1万2000円(税別)、EnduraPro PLUSのフロント用(左右別)が各2万2000円(税別)、リア用が1万4000円(税別)。

 減衰力固定式のEnduraProは、純正スプリングと純正アッパーマウントの使用を前提とした「プレミアムリプレイスメント」製品。海外ラリーの参戦経験をフィードバックして開発された「H.B.S.(ハイドロ・バンプ・ストッパー)」を搭載しており、一般的な製品で使われている、サスペンションストロークが最大限に縮まった時に衝撃を吸収する樹脂製のバンプラバーに替え、H.B.S.ではダンパー内に設定されたバルブ機構が衝撃を熱エネルギーに変換。バンプラバーで発生する反発力と無縁になるため車両の挙動が乱されず、ショックアブソーバーに対するダメージも少なくなって耐久性が向上する。

 生産では高品質とコスト低減を両立する非分解式の「シールド構造」を採用。オーバーホールや仕様変更はできなくなるが、自動組立機を使うことで、従来の分解式と比べてはるかに高速で安定した生産を実現。これによって製造コストが大幅に下がることに加え、これまで以上の品質を安定して維持し、信頼性を高めることに成功している。

「アルファード」「ヴェルファイア」のハイブリッド車(型式:AYH30W)に対応するEnduraProのフロント用(左)とリア用(右)

 シェルケースはパイプの肉厚を純正品同等にして重量増を抑えつつ、高強度材料の採用で純正品から引張強度を約1.5倍に向上。また、シェルケース径を純正品より太くしてオイル容量をアップしている。ストラットタイプとなるフロント側は、車両側(ナックル)取付部の板厚を増やして純正品以上の強度を確保し、耐久性を向上。ナックルの支持剛性アップにより、しっかりしたステアリングフィーリングと安心感のある乗り心地を発揮する。

 ダンパーオイルは低温から高温まで安定した粘度特性を発揮し、優れた消泡性によりキャビテーション(気泡の発生)が起こりにくく、熱ダレにも強い高性能ダンパーオイルを採用。さまざまな状況でスムーズなストロークと確実な減衰力を維持し、経年劣化しにくい特性で性能を長期間にわたって維持。これらにより、3年、または6万kmの製品保証付きとなる。

「EnduraPro PLUS」

 EnduraPro PLUSは基本的な性能をEnduraProと共有しつつ、前後共に16段階の伸縮同時減衰力調整機構を搭載。調整ダイヤルを回してダンパーの減衰力特性を変え、自分好みの乗り心地やハンドリング性能に調整できる。なお、EnduraPro PLUSは基本的に専用モーターを装着して車内などから減衰力設定をリモート調整できる、テインのオプション製品「EDFC」シリーズに対応しているが、アルファードとヴェルファイアのハイブリッド車向け製品では非対応となっている。

アルファードとヴェルファイアのハイブリッド車(型式:AYH30W)に対応するEnduraPro PLUSのフロント用(左)とリア用(右)