ニュース

佐藤琢磨選手がインディ500で優勝、2017年以来の2勝目 ホンダエンジンとスタッフに感謝の意を述べる

2020年8月23日(現地時間) 決勝

2020年のインディ500で優勝した佐藤琢磨選手。2017年以来の2勝目

 世界三大レースの1つ「第104回インディ500」が8月23日(現地時間)に無観客開催され、日本人ドライバーの佐藤琢磨選手が決勝レースで優勝。インディ500で2勝目を果たした。

 佐藤琢磨選手は、2017年のインディ500で日本人初の優勝を果たす。2018年はディフェンディング・チャンピオンとして挑んだがリタイアとなり32位。2019年は3位という成績を残していた。

2020年インディ500のスタートシーン
佐藤選手のチーム、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのピット作業
勝利のミルクを飲む。優勝インタビューで、搭載するホンダエンジンを作り上げたHPDと、チームスタッフへ感謝の意を述べた

 佐藤選手は2010年よりインディカーシリーズに初参戦。インディ500では11回目の挑戦、2勝を挙げた。

 決勝レースでは、日本人初のフロントローである自己ベストの予選3位から臨んだ。レース終盤、同じホンダエンジンを搭載するスコット・ディクソン選手とのトップ争いを繰り広げる中、残り数周でほかのマシンのクラッシュが発生、フルコースイエローでのゴールとなった。

2度目のインディ500制覇を果たした佐藤琢磨選手