ニュース

デンソー、スマホで運転をスコアリングするアプリ「yuriCargo(ゆりかご)」

運転終了後に運転スコアを算出し、安全運転意識を高めるアプリ

2020年10月15日 発表

スマホで運転をスコアリングするアプリ「yuriCargo(ゆりかご)」の概要

 デンソーは10月15日、スマートフォンで運転をスコアリングするアプリケーション「yuriCargo(ゆりかご)」を開発したと発表するとともに、企業や自治体でこのアプリを活用してもらい、ドライバーの安全運転に対する意識を高めることを目指す「yuriCargoプロジェクト」を開始した。

 yuriCargoは、スマホに内蔵される加速度センサーやGPSなどの情報で、自動で運転を検知し、運転中の急ブレーキ、急ハンドル、急加速、速度超過、スマホの操作などを検出し、運転終了後に運転スコアを算出することで、安全運転意識を高めるアプリ。ユーザーは、スマホにアプリをインストールするだけで手軽に利用できる。

 yuriCargoプロジェクトは、企業や自治体が所有する多様なサービスやアプリでyuriCargoを活用してもらい、ドライバーの安全運転に対する意識を高めることを目指す活動。例えば、スコアに基づいた運転指導の実施や、スコアが高いユーザーと地域の飲食店やモビリティサービスの割引と紐づけることなどが可能という。

 また、yuriCargoをベースとしたモビリティ関連業務を効率化するアプリの開発や、yuriCargoで取得したデータを安全な街づくりに生かすことも可能になるとしており、同プロジェクトが街や地域全体に広がることを目指していく。

yuriCargoプロジェクトで目指すビジョン