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スマホで検索した目的地がワンタッチでカーナビに転送できるアプリ「ナビコン」が超便利なワケ

カーナビに直接入力する時代はもう古い!? グループで使えばさらに便利に発展!

無料カーナビ連携アプリ「ナビコン」

 家や会社を出る前に、あらかじめ目的地をスマートフォンで検索しておき、クルマに乗り込んだらスマホを見つつカーナビゲーションに目的地の住所や電話番号などを入力して検索開始。事前にスマホで検索しておいたから、住所や電話番号の入力もスムーズにできたぞ……! と、そう思っている読者の方も、まだまだたくさんいるのではないだろうか?

 デンソーが提供する無料カーナビ連携アプリ「ナビコン(NaviCon)」は、スマホで探した目的地をBluetoothでカーナビにワンタッチで転送し、簡単に目的地を設定できる便利なアプリ。カーナビ自体の操作は、最後に表示される「案内開始」ボタンを押すだけ。

 例えば出かける前日の夜に自宅で目的地を検索しておき、当日クルマに乗ったらカーナビに目的地を転送できたり、移動中に目的地を変更する場合も、同乗者がスマホで新しい目的地を検索して、信号待ちで目的地を再設定すれば素早く目的地を変更できたりする。目的地周辺の駐車場や案内ルート上のコンビニを探して設定することも可能なので、目的地設定のために止まる必要がなくなり、無駄な時間を減らせるだろう。

ナビコン専用サイトでは、500以上ある連携アプリも一覧で確認することができる(画像は一部抜粋)

 他にも、あらかじめ目的地を検索してカーナビへの送信予約をしておけたり、500本を超える多彩なアプリと連携しているため、別のアプリで検索した目的地もナビコンを経由してカーナビへワンタッチで転送、目的地として設定できたりもする。

 さらに、アプリ内に目的地を保存しておけるし、SNSで目的地を友人と共有すれば、お互いの居場所が確認しあえるようになって複数人での移動や集合が便利になるなど、カーナビへの転送機能以外にも利便性が高いのも特徴。

グループで目的地を共有すれば「お互いの居場所を確認しながら移動する」といった便利な使い方も可能となる

 そもそもナビコンはデンソーが2008年に開発を始め、2010年にデンソー製カーナビに初搭載された機能。2012年からはデンソー以外のカーナビにも採用が開始され、2020年6月30日にデザインやユーザーインタフェースをリニューアルした最新バージョンの6.0をリリース。さらに2020年9月29日には、ナビコンに対応するカーナビの累計出荷モデル数が1000モデルを突破したことが発表された。メーカー純正カーナビだけでなく、ディーラーオプションのカーナビも含め、約2500万台以上のカーナビがナビコンに対応している計算となる。

 ナビコン対応のカーナビは「対応カーナビ一覧」ですぐに調べられる。また、連携しているアプリも「連携アプリ一覧」で確認可能だ。なお、Bluetoothに対応していないカーナビの場合は、マップコードを利用することで目的地の入力作業を簡略化できる。

 もしかしたら、これを読んでいる読者の愛車もナビコンに対応しているカーナビを搭載しているかもしれない。ぜひ一度確認してみてはいかがだろうか?

NaviCon機能紹介(全編)(3分25秒)