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デンソー、新型「バス用プラズマクラスターイオン発生機」開発 従来から約3倍のイオン量を放出

大型車両内の空気をより効果的に浄化。2021年1月に発売予定

2020年11月11日 発表

新型「バス用プラズマクラスターイオン発生機」

 デンソーとデンソーエアクールは11月11日、シャープの協力を得て新型「バス用プラズマクラスターイオン発生機」を開発したと発表を行なった。デンソーソリューションを通じて、2021年1月初旬に販売を開始する予定。

 デンソーはこれまでも2009年にカップホルダーに収まるコンパクトサイズの「車載用プラズマクラスターイオン発生機」を、2010年に「バス用プラズマクラスターイオン発生機」を開発・販売しており、今回、新型のバス用のプラズマクラスターイオン発生機を開発した。

 新型のバス用プラズマクラスターイオン発生機では、従来から放出するイオンが約3倍に増量しており、大型車両内の空気をより効果的に浄化することを可能にした。さらにイオン発生デバイス、モーターおよびイオン排出孔の改良により、多量のイオンを広範囲に素早く行き渡らせることができるため、ドアの開閉が頻繁に行なわれる路線バスへの装着も可能になった。また、汎用的な取り付けブラケットを同梱することで、組み付けにおける作業性向上も図っているという。

バス用プラズマクラスターイオン発生機 仕様

電源電圧:DC24V
消費電力:7W以下
風量:30m 3 /h
プラズマクラスターイオン発生部:シャープ製2基
本体寸法:470×258×50mm(幅×奥行き×高さ)
本体重量:約1kg
イオン濃度:2万5000個/cm 3
装着台数:小型バス2基、中型バス・大型バス3基(車両サイズに応じて必要数が変化)