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富士スピードウェイ、2022年WECシリーズで3年ぶりに「富士6時間耐久レース」開催決定

2021年8月20日 発表

TOYOTA GAZOO Racingのハイパーカー「GR010 HYBRID」

アジアでは唯一の開催サーキットとなる富士スピードウェイ

 富士スピードウェイは8月20日、FIA世界耐久選手権(WEC)を統括しているLMEM(Le Mans Endurance Management)による2022年WECシリーズ暫定スケジュール発表をうけ、3年ぶりに「富士6時間耐久レース」が開催されることが決定したと発表した。

 2022年で10年目のシーズンを迎えるWEC。富士スピードウェイは第5戦に組み込まれ、2022年9月9日~11日に開催される。アジアでは日本が唯一の開催国となる。

 また、2022年シーズンは、フランスのプジョーが11年ぶりに耐久レースに復活すると発表していて、日本初上陸のハイパーカークラスでは、プジョーとTOYOTA GAZOO Racingとの日仏対決も見られることとなる。

プジョーのハイパーカー「9X8(ナインエックスエイト)」

 また、2023年シーズンには、ポルシェとアウディが参戦復帰を表明していて、フェラーリもハイパーカークラスへの新規参戦を公式発表するなど、日独伊仏の4か国5メーカーの戦いが繰り広げられることになる。

プジョー、“リアウイングなし”の前衛的な新型ル・マン・ハイパーカー「プジョー 9X8」公開

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1336435.html

フェラーリ、2023年からWECトップカテゴリーのハイパーカークラスに参戦

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1308675.html

大会概要(暫定)

名称:2022 FIA 世界耐久選手権 第5戦 富士6時間耐久レース(FIA WEC 6 Hours of FUJI)
日程:9月9日 公式練習、9月10日 公式予選、9月11日 決勝(6時間)
※チケットの発売日・価格、場内イベントなどは決定次第アナウンスするとしている。

2022 FIA 世界耐久選手権(WEC)全戦カレンダー(暫定)

・プロローグ:3月12~13日/公式プロローグ セブリング(公式テスト)
・第1戦:3月18日 決勝/セブリング1000マイルレース(USA)
・第2戦:5月7日 決勝/スパ・フランコルシャン6時間レース(ベルギー)
・第3戦:6月11~12日 決勝/ル・マン24時間レース(フランス)
・第4戦:7月10日 決勝/モンツァ6時間レース(イタリア)
・第5戦:9月11日 決勝/富士6時間耐久レース(日本)
・第6戦:11月12日 決勝/バーレーン8時間レース(バーレーン)

2022年カレンダー(暫定)