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JAF、ゴールデンウィークにおけるタイヤトラブルに注意喚起 「タイヤ貸し出しサービス」も実施中
2022年4月28日 12:21
- 2022年4月27日 発表
JAF(日本自動車連盟)は4月27日、ゴールデンウィーク期間のクルマ移動に対しドライバーへ注意を呼びかけることを目的に、2021年のゴールデンウィーク期間のロードサービス救援件数(確定値)を公開した。
2021年のゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)にJAFが実施したロードサービスは、全国で4万6966件で、1日平均5871件だった。一般道路でのトラブルは「バッテリー上がり」が最も多く1万6703件(一般道路全体の約36.73%)、これに次いだのが「タイヤのパンク」の8834件(一般道路全体の約19.43%)。
JAFがゴールデンウィーク期間にロードサービスを実施したトラブルのうち、とくに「タイヤのトラブル」は高速道路においても全体の約32.31%と3分の1を占めたという。そのため、JAFでは「走行中にタイヤがパンク・バーストしてしまうと他者を巻き込んだ事故に発展する可能性があり大変危険です。帰省やお出かけなどで久しぶりにクルマを動かされる際は、タイヤにヒビはないか・空気圧不足ではないかなど、必ず事前に点検をしましょう」と呼びかけている。
なお、JAFでは出先でのタイヤトラブル対応に向け、2016年より応急修理が不可能なバーストやタイヤ側面の損傷に対応することを目的に各都道府県(一部地域を除く)においてタイヤの貸し出しサービスを実施している。JAF会員限定のサービスだが、料金は無料(返却に要する費用は実費負担)なので有事の際は利用してみてほしい。