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パナソニック、カーナビ「ストラーダ」スタンダードモデル4機種 地デジ受信感度と音質を向上しエンタメ性能を強化
2022年11月1日 12:31
- 2022年12月中旬 発売
パナソニック オートモーティブシステムズは、カーナビステーション「ストラーダ」スタンダードモデル4機種を12月中旬から順次発売する。
ラインアップは12月中旬に発売されるカー用品店向けの200mmワイド「CN-HA02WD」、180mm「CN-HA02D」、2023年1月中旬に発売される特定販路向けの200mmワイド「CN-HE02WD」、180mm「CN-HE02D」の4モデル。価格はすべてオープンプライス。
ストラーダのスタンダードモデルシリーズは、地図・映像の高精細なHD画質表示と、スピーディーな操作性で好評を得ているという7V型AV一体型カーナビゲーション。地デジ、DVD、CD、SDメモリーカード、USBメモリー、Bluetoothオーディオなど多彩なメディアに対応し、スマートフォンアプリ「NaviCon」で検索した最新スポットの情報をカーナビに転送して、目的地設定ができるようになっている。
近年、車内の電子ノイズが増加傾向にあり、車載機器が電波干渉を受けやすくなっているといい、新モデルではチューナーの性能向上と妨害電波に対する除去機能を強化。車両やドライブレコーダーなどの車載器から発生するノイズの影響を受けにくい、安定した地デジの動作を実現した。さらに、処理能力を高め、障害物などで地デジの電波が弱まった環境においてもデータ受信率が向上した。
デジタルパワーアンプ搭載と回路設計の最適化で音質を向上。前モデル比（2021年モデルCN-HA01D/WD、CN-RE01D/WD）で音の歪みが抑制され、よりクリアな音質を実現した。加えて、高音質で音楽を楽しめるFLAC/WAVフォーマットのハイレゾ音源に対応するとともに、「音の匠」サウンドモードでプロのチューニングがボタン1つで楽しめる。
広視野角でコントラスト比が高く、高解像度のHDパネルの採用により、従来比（2020年モデルCN-RA07D/WD、CN-RE07D/WD）2.4倍のHD解像度で鮮やかに美しく映像を表示。これにより、地デジなどの映像を高画質・高音質で楽しめるようになったほか、地図や連携ドライブレコーダーの映像を鮮明で見やすく表示可能とした。
高精細で美しいHD地図表示ができる高精細「HD美次元マップ」を搭載。視認性に配慮した配色のデザインを採用し、文字や道路、自車位置マークを見やすく表示する。また、3D地図でビルが密集して表示される場合でも、自車位置マークのまわりだけを透過することで現在地を把握しやすくするなど、高精細なだけでなく見やすさにも考慮されている。
建物の形や道幅を精密に描写した詳細地図で、全国の市街地を100％カバーしたデータ量の多い「全国どこでも市街地図」も高精細で見やすく、案内表示はさらに分かりやすく改良された。
さらに、交差点の分岐案内表示が見やすく進化。通過、右左折がひと目で分かる表示でルート案内し、曲がる交差点までの詳細なレーン情報が事前に表示されるほか、必要な車線変更が分かりやすくなった。
高精度な自車位置表示を実現する「ストラーダロケーションシステム」を搭載し、1秒間に10回自車位置を測位し、高速走行でも滑らかに自車位置を表示。学習機能により、駐車場などで走行車線に戻る際に発生しやすい位置ズレを解消する。また、全国の高速道路と一般道の標高情報と上下センサーを活用したアルゴリズムにより、高精度な上下判定を実現。高架道路と並走する道路（高速道路と一般道、一般道の立体交差道路など）でも高精度に自車位置を表示する。
処理能力の高いCPUにより、ルート探索・起動時間の短縮や指の動きに素早く反応する心地よい操作性を実現。ルート探索にかかる時間を従来比（2020年モデルCN-RA07D/WD、CN-RE07D/WD）で半分以下に短縮し、従来モデルの1ルート探索と同等の時間で5ルート探索を可能とした。
また、操作レスポンスの高速化を図った「ダイレクトレスポンスII」は、指の動きに素早く反応し、快適に操作できる心地よさを実現。2点ドラッグの上下で地図の俯瞰度合いを調整し、2Dから3Dへシームレスな切り替えができるほか、円弧を描くような2点ドラッグ操作で地図を回転させ、さまざまな方位や方角から地図を見ることができる「モーションコントロール」も搭載される。
別売の前後2カメラドライブレコーダー（CA-DR03HTD）、リアビューカメラ（CY-RC500HD）とHD-TVI接続で連携可能。ナビ画面に表示される鮮明なHD解像度の映像で後方確認や録画映像の確認ができ、安全・安心ドライブをサポートする。さらに、別売の高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「CY-ET2500VD」との連携で、詳細な交通情報や信号情報活用運転支援システムを活用して、スムーズで快適な走行をサポートする。
なお、無料地図更新は発売から1年後に購入した場合でも、3年間の更新権利が得られるようになり（CN-HA02D/WDのみ）、全地図更新は2024年度版/2025年度版/2026年度版/2027年度版から1回、「全国どこでも市街地図」を含む全地図データを2026年12月15日（予定）までに1回、無料で更新可能となった。