三菱自動車、新型「アウトランダーPHEV」を11月よりカナダと米国、12月よりプエルトリコで販売開始

新型クロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」

　三菱自動車工業は11月1日、新型クロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」を11月よりカナダと米国、12月よりプエルトリコで販売開始すると発表した。

　新型アウトランダーPHEVは同社の電動化技術と四輪制御技術を搭載したフラグシップモデル。「威風堂堂」をコンセプトにボディやシャシー、パワートレーンなどすべてを刷新することで、さまざまな天候や路面での力強い走りや多彩な使い勝手といったSUVとしての魅力、力強く滑らかな加速や意のままで安全・安心な走りといった電動車としての魅力の双方を兼ね備えた。日本では2021年12月に販売を開始し、2022年度上期の国内販売台数で1万749台となり、PHEVカテゴリーで第1位を獲得している。

　なお、アウトランダーは2001年に発売（国内では「エアトレック」として発売）した三菱自動車初のクロスオーバーSUVで、近年は同社の世界販売台数の約2割を占めるコアモデルの1つ。刷新したアウトランダーのガソリンエンジンモデルは2021年に発売し、世界で累計約10万台、北米では7万台以上を販売。先代より設定したPHEVモデルは、2013年に世界初となるSUVのPHEVとして発売され、世界累計販売台数は31万台以上（北米では約3万台）となっている。