ニュース
日産「サクラ」/三菱自動車「eK クロス EV」が“今年の顔”に 2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞
インポート・カー・オブ・ザ・イヤーはヒョンデ「IONIQ5」
2022年12月8日 18:12
- 2022年12月8日 発表
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は12月8日、「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会・表彰式を横浜ランドマークホールで開催し、日産自動車「サクラ」/三菱自動車工業「eK クロス EV」の受賞が決定した。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーはヒョンデ「IONIQ5」に決定している。
部門賞については、デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーにBMW「iX」、テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーに日産「エクストレイル」、パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーにホンダ「シビックe:HEV/シビックタイプR」、K CAR オブ・ザ・イヤーに日産/三菱自動車「サクラ/eK クロス EV」がそれぞれ輝いた。
日本カー・オブ・ザ・イヤーはその年を代表するクルマを決定するイベント。選考対象となるクルマは2021年11月1日~2022年10月31日に発表または発売された乗用車で、自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名を上限とした選考委員の投票によって決定した。
全48台のノミネート車のうち、第一次選考を経て最終選考会に進む上位10台の「10ベストカー」が選出。第10位の指名数が同数だったため、日本カー・オブ・ザ・イヤー実施規約に則り今回は11台が選出されている。10ベストカーはスズキ「アルト」、トヨタ「クラウン」、日産「エクストレイル」、日産/三菱自動車「サクラ/eK クロス EV」、日産「フェアレディZ」、本田技研工業「シビックe:HEV/シビックタイプR」、マツダ「CX-60 e-SKYACTIV D」、ビー・エム・ダブリュー「iX」、ヒョンデモビリティジャパン「IONIQ5」、ジャガー・ランドローバー・ジャパン「レンジローバー」、ルノー・ジャポン「アルカナ」。
サクラ/eKクロスEVは軽自動車タイプのBEV(バッテリ電気自動車)で、今夏に発売。サクラは3グレードが設定され、価格は233万3100円~294万300円。eK クロス EVは2グレードをラインアップし、価格は239万8000円~293万2600円。
サクラは軽自動車独自の小まわり性能に加え、「リーフ」の開発で培った技術をフル投入し、BEVならではの静粛性や力強くなめらかな加速を実現したモデル。生活に寄り添いながらも運転する楽しみをもたらすとし、先進運転支援技術「プロパイロットパーキング」などを日産の軽自動車として初めて搭載した。
一方のeK クロス EVはSUVテイストの軽自動車であるeK クロスシリーズに新設定するBEV。軽ハイトワゴン「eK クロス」と同等の広々とした室内空間と使い勝手のよさに、BEVならではの滑らかで力強い走り、高い静粛性と良好な乗り心地、先進の運転支援機能とコネクティッド技術を採用した。