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メルセデス・ベンツ、マイバッハ初のプラグインハイブリッド「メルセデス・マイバッハ S 580 e」

2023年2月9日(現地時間)発表

メルセデス・マイバッハ S 580 e

 メルセデス・ベンツは2月9日(現地時間)、メルセデス・マイバッハ初のプラグインハイブリッドモデル「メルセデス・マイバッハ S 580 e」を発表した。まずは中国に導入され、その後タイ、ヨーロッパ、その他の国での販売をスタートする。

 現在日本に導入されるメルセデス・マイバッハは、セダンとして「メルセデス・マイバッハ S 580 4MATIC(ISG搭載モデル)」「メルセデス・マイバッハ S 680 4MATIC」、SUVとして「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」の3モデル。S 580 4MATICとGLS 600 4MATICはV型8気筒4.0リッターエンジンを、S 680 4MATICはV型12気筒6.0リッターエンジンを搭載する。

 今回のS 580 eは最高出力270kW(367HP)/5500-6100rpm、最大トルク500Nm/1600-4500rpmを発生する直列6気筒3.0リッターエンジンを搭載しており、これに110kW(150HP)/440Nmのモーターを組み合わせ、システムとして375kW(510HP)/750Nmを発生する。0-100km/h加速は5.1秒とした。

 エクステリアではヘッドライトにブルーのアクセントが与えられるほか、車両の左側に充電ソケットが用意された。また、インストルメントパネルではバッテリの充電状態が分かるようになっているという。

 なお、メルセデス・マイバッハの責任者であるダニエル・レスコウ氏は「メルセデス・マイバッハ S 580 eは、私たちのブランドを電気の未来に変える上で極めて重要なステップを表しています」と述べるとともに、早ければ2023年にブランド初の完全電動モデルを発表する予定であることを予告している。