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トヨタ、進化型「GRカローラ」を「大阪オートメッセ2025」で一般公開
2025年2月7日 10:35
- 2025年2月7日~9日 開催
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2月7日、モータースポーツ参戦からの学びを生かした進化型「GRカローラ RZ」(日本仕様車)を「大阪オートメッセ2025」(インテックス大阪:2月7日~9日開催)で一般公開した。
進化型GRカローラはプロドライバー、評価ドライバー、そしてマスタ―ドライバーのモリゾウこと豊田章男氏からのフィードバックをもとに、限界領域や日常使いにおいてもずっと乗っていたくなる野性味を追求したモデル。
スーパー耐久シリーズなどのモータースポーツに参戦する中で得た学びを生かし、高速コーナーでの旋回性能、加速性能や冷却性能などを改良。進化型「GRヤリス」にも採用した新開発8速ATのGR-DAT(GAZOO Racing Direct Automatic Transmission)を追加設定している。
進化型GRカローラの主要諸元は、ボディサイズが4410×1850×1480mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが2640mm。最高出力224kW(304PS)/6500rpm、最大トルク400Nm(40.8kgf-m)/3250-4600rpmを発生する直列3気筒 1.6リッターターボエンジンを搭載し、駆動方式は4WD、トランスミッションは6速MTと8速ATを用意する。
注文受付は2月4日から開始されており3月3日に発売。「RZ」の1グレード展開で、価格は6速MTが568万円、8速ATが598万円。3月3日の発売日を前に会場で実車を見ることができる。
進化型GRカローラ 日本仕様車のみに採用した主な進化内容
日本仕様車のみに採用した主な進化内容としては、「SPORT Package」「サーキットモード」の設定。SPORT Packageは、専用セミバケットシートなど、よりスポーティで上質感のある内装をメーカーパッケージオプション設定している。
サーキットモードは国内のサービス対象サーキット・施設において、アンチラグ制御の追加やスピードリミッター上限速度の引き上げなど、クルマのポテンシャルを引き出す機能が有効となるサービスを用意。GPSによる位置判定や専用アプリ上での操作により、シフトタイミングやエンジン回転数を直感的に示す専用メーター表示に切り替わりサーキットモードが利用可能になる。
そのほか、すでにGRカローラを購入したユーザーに向けて、進化型GRカローラの進化点が体感できるアップグレード用部品セットの登場も予定されている。