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【特別企画】2013年新春、最新カーナビカタログ

新たな操作性を手に入れつつ進化する最新カーナビ

 前回の最新カーナビカタログをお届けしたのが2012年8月の「2012年春・夏、最新カーナビカタログ」。市販カーナビの新製品は春から夏にかけて上位機種が、秋以降は普及機種が登場することが多い。とくに2012年は4月に新東名高速道路の開通があり、この反映を行ったカーナビが数多く登場した。

●2012年春・夏、最新カーナビカタログ
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120808_550289.html

手を触れずに操作可能な「エアージェスチャー」を新たに搭載したカロッツェリアの楽ナビ
マルチタッチが可能になり、スマートフォンライクな操作性を提供するパナソニック ストラーダLシリーズ「CN-LS810D」

 秋以降に登場したモデルでは、新東名高速などの新規開通道路の道路はすべて反映。とくにスマートフォンの普及によりPND(Portable Navigation Device)市場が縮小するなか、地デジのフルセグ受信が可能で、さまざまなメディア機能を統合する2DINカーナビはさらに進化を遂げようとしている。それがカロッツェリア(パイオニア)の新楽ナビシリーズで採用された「エアージェスチャー」や、パナソニックのストラーダ Lシリーズ「CN-LS810D」「CN-LS710D」で採用されたマルチタッチオペレーション。いずれもカーナビに新たな操作性を持ち込むもので、より使いやすいカーナビを提案している。

 1月~3月にかけては車検を迎えるクルマが多く、新車販売のピークとなっている(近年はエコカー補助金の関係もあり変動もあるが)ことから、この時期に新車購入を考えている人も多いだろう。カーナビはクルマの必需品といってもよい装備となっており、新車購入の際には純正カーナビにするのか市販カーナビにするのかは悩むところだ。

 本カタログ記事では、各社の市販カーナビの概要を紹介するとともに、製品レビューを掲載した製品については、記事リンクを掲載しておく。カーナビ導入の際のガイドとして役立ていただければ幸いだ。

http://pioneer.jp/carrozzeria/)" id="contents-section-2">

カロッツェリア(http://pioneer.jp/carrozzeria/

●「エアージェスチャー」搭載の「楽ナビ」 シリーズ、「AVIC-MRZ009」「AVIC-MRZ007」「AVIC-MRP009」など
製品情報
http://pioneer.jp/carrozzeria/rakunavi/
製品レビュー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20121130_575362.html

AVIC-MRZ009
AVIC-MRZ007
AVIC-MRP009
形態特徴型番店頭予想価格
2DIN7型ワイドVGA/地デジ/DVD/CD/Bluetooth/SD/ラジオAVIC-MRZ009125,000円前後
7型ワイドVGA/地デジ/DVD/CD/SD/ラジオAVIC-MRZ007115,000円前後
ポータブル7型ワイドVGA/地デジ/SDAVIC-MRP00980,000円前後
6.1型ワイドVGA/地デジ/SDAVIC-MRP00870,000円前後
7型ワイドVGA/ワンセグ/SDAVIC-MRP00760,000円前後
6.1型ワイドVGA/ワンセグ/SDAVIC-MRP00655,000円前後
EV/PHV向け7型ワイドVGA/地デジ/DVD/CD/SD/ラジオAVIC-MRZ007-EV147,000円
7型ワイドVGA/ワンセグ/CD/Bluetooth/SD/ラジオAVIC-EVZ05105,000円

 これまでの楽ナビシリーズは、高機能なHDDモデル「楽ナビ」、ベーシックなメモリーナビモデル「楽ナビLite」の2本立てで展開されていたが、2012年の秋発売製品ではメモリーの高速・大容量化とともに、いずれもメモリーナビモデルとして1本化。また、エアーナビが担っていたPNDライクな部分もカバーし、ポータブルモデルがラインアップに加わった。

 新しい楽ナビシリーズの最大の特徴となるのが「エアージェスチャー」と呼ばれる新インターフェース。画面下部中央に設けられたセンサーにより「手を近づける」「手を左に振る」「手を右に振る」を判別し、画面やボタンに手を触れることなく、あらかじめ設定しておいた操作が可能になっている。もちろん従来どおりの操作も可能で、新たな操作方法が加わった形だ。

 ナビ機能も充実し、陰影や道幅など地図のリファインにより視認性を向上し情報量をアップ。表示モードも「ドライバーズビュー」や「ツインビュー」、さらに「地下駐車場マップ」を収録するなど、サイバーナビに迫る多彩なモードを選択することが可能になった。また、2DINモデルは通信機能を利用することで、同社のメモリーナビモデルとしては初となる全道路を対象とした「スマートループ渋滞情報」にも対応している。

 新たに追加となったポータブルタイプは、画面サイズと地デジの有無で4モデルを用意。「AVIC-MRP009」と「AVIC-MRP008」は、ポータブルナビゲーションとしては初となる4チューナー×4アンテナを搭載。地デジ部分はクレードルに内蔵する。「AVIC-MRP007」と「AVIC-MRP006」でも、別途発売されるクレードルを用意すれば対応可能になっている。

 そのほか楽ナビシリーズという区分けではないが、EV/PHV向けの「AVIC-MRZ007-EV」「AVIC-EVZ05」も用意。また、新しい楽ナビシリーズの登場により、2011年モデルの楽ナビLiteはそれぞれ「AVIC-MRZ09II」「AVIC-MRZ07II」「AVIC-MRZ05II」「AVIC-MRZ03II」としてリニューアル。楽ナビシリーズには、3年間地図更新無料のマップチャージ機能が用意されており、その開始日が新たに設定され、地図も最新のものとなっている。

●サイバーナビ AVIC-VH99HUD、AVIC-ZH99HUDなど
製品情報
http://pioneer.jp/carrozzeria/cybernavi/

製品レビュー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120509_531344.html

AVIC-VH99HUD
AVIC-ZH99HUD
製品形態商品名型番店頭予想価格
1DIN+1DIN7V型ワイドVGA地上デジタルTV/ DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニット・AR HUDユニットセットAVIC-VH99HUD320,000円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニットセットAVIC-VH99CS240,000円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-VH99200,000円前後
2DIN7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニット・AR HUDユニットセットAVIC-ZH99HUD300,000円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニットセットAVIC-ZH99CS220,000円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-ZH99180,000円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-ZH77150,000円前後

 2011年、CS(クルーズスカウター)ユニットの搭載で、AR(拡張現実)をナビ表示に採り入れたカロッツェリアのフラグシップナビ「サイバーナビ」は、2012年モデルでそのAR情報をフロントガラスの前方に映し出すAR HUD(ヘッドアップディスプレイ)を新たに搭載。1DIN+1DINの「AVIC-VH99HUD」、2DINの「AVIC-ZH99HUD」を用意するほか、AR HUDを別売とした製品やCSユニットを別売とした製品などをラインアップした。

 2DINナビのなかでもトップクラスの売価となるサイバーナビだが、AR HUDを別売とした製品は、2011年モデルより販売価格が下がっており、より購入しやすくなっている。

 AR HUDだけに注目が集まりがちだが、ナビ本体にキャッシュメモリを増やすなどの改良が加えられており、起動速度を高速化。ルート探索時間も短縮されている。また、従来機種同様、AVIC-VH99HUD、AVIC-ZH99HUD、AVIC-VH99CS、AVIC-ZH99CSでは、通信モジュールが付属し、3年間の通信費が無料。これにより、延長約70万kmのスマートループ渋滞情報を手軽に取得できる。

 ナビ機能に関しては、3年間の無償地図更新ができ、新東名など最新の開通情報についても即時に反映される。「MapFan Web for カロッツェリア」との連携機能も強化し、インターネット経由でルートが共有できるようになった。

 メディア機能としては、4×4の地デジチューナー、13バンドのグラフィックイコライザー、最大出力50W×4のPower MOS FETアンプなどを持ち、基盤設計から高音質に配慮したものになっていると言う。

http://panasonic.co.jp/)" id="contents-section-3">

パナソニック(http://panasonic.co.jp/

●ストラーダ Lシリーズ「CN-LS810D」「CN-LS710D」
製品情報
http://panasonic.jp/car/navi/products/Lseries/
製品レビュー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20121226_579752.html

CN-LS810D
品名品番店頭予想価格
8V型ワイドVGAモニター 2DIN AVシステム
地上デジタルTV/DVD/CD内蔵 SDカーナビステーション
CN-LS810D170,000円前後
7V型ワイドVGAモニター 2DIN AVシステム
地上デジタルTV/DVD/CD内蔵 SDカーナビステーション
CN-LS710D150,000円前後

 車種別フィッティングを図った2DINカーナビ「ストラーダ L」シリーズのマルチタッチ対応モデルが、「CN-LS810D」「CN-LS710D」。いずれも車種別専用のビューティブルキットを組み合わせて取り付ける。

 CN-LS810Dは8V型ワイドタッチパネル液晶(800×480ピクセル)を搭載し、プリウス専用、プリウスα専用、アルファード/ヴェルファイア専用モデルを用意。CN-LS710Dは、アクア専用、フリード専用、ムーヴカスタム専用が用意される。

 いずれも“1本指によるダブルタップ(2回連続タッチ)”、“2本指によるシングルタップ”(1回触れる)、“ピンチイン(画面に触れた指を狭める)”、“ピンチアウト(画面に触れた指を広げる)”での操作を実現。地図は、「新東名高速道路」の情報も収録した、2012年度版地図データとなり、地図画面上のソフトウェアボタンも、従来機に比べて操作性を改善している。

●ストラーダHDDカーナビステーション Lシリーズ「CN-L800SED」(日産セレナ用)、「CN-L800STD」(ホンダ ステップワゴン用)
製品情報
http://panasonic.jp/car/navi/products/Lseries/
製品レビュー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120903_554571.html

「CN-L800SED」(日産セレナ用)
「CN-L800STD」(ホンダ ステップワゴン用)
品名品番対応車店頭予想価格
8V型ワイドVGAモニター 2DIN AVシステム
地上デジタルTV/DVD/CD内蔵
HDDカーナビステーション
CN-L800SED日産 セレナ用210,000円前後
CN-L800STDホンダ ステップワゴン

 車種別フィッティングを図った2DINカーナビ「ストラーダ L」シリーズは、車種別専用設計の利点を活かして8V型ワイドタッチパネル液晶(800×480ピクセル)を搭載。H・Sシリーズで採用したクリアパネル、フルスクリーンマップ、LEDバックライトを継承することで、地図やAVの高い視認性を実現している。製品は、セレナ用の「CN-L800SED」、ステップワゴン用の「CN-L800STD」が用意され、車種別の取り付けフィッティングに加え、音響セッティングなどを車種別にプリセッティング。イコライジングの設定を車種別に最適な値に設定したとしている。操作ボタンのイルミネーションも各車種のイルミネーション色にマッチする色を採用し、車種別専用配線カプラーを採用。配線作業も簡単になった。

 ナビ機能としては、スマートフォンアプリで調べた地点情報をBluetoothでナビに伝送し、目的地設定ができる連携機能、“フリック”(はらい)や“ドラッグ”(なぞり)での直感操作が可能な静電タッチパネル、5ルート同時探索で、エコロジー(省燃費)&エコノミー(節約)なルートの探索が可能な「ecoドライブアシスト」機能を搭載。同社製DSRC車載器と連携させることで、ITSスポットサービスの情報表示が可能になり、目的地別の到着時間や落下物情報、渋滞末尾情報、前方静止画像情報が案内される。

 AV機能は、ワンセグ放送を含む地デジ放送に対応。DVD/CD再生が可能なほか、最大出力50W×4のアンプを搭載している。

●ストラーダHDDカーナビステーション Hシリーズ「CN-H510D」「CN-H510WD」
製品情報
http://panasonic.jp/car/navi/products/H510/

CN-H510D
CN-H510WD
品名型番店頭予想価格
7V型ワイドVGAモニター
2DIN AVシステム
地上デジタルTV/DVD/CD内蔵HDDカーナビステーション
CN-H510D150,000円前後
CN-H510WD150,000円前後

 ストラーダHDDカーナビステーション Hシリーズ「CN-H510D」「CN-H510WD」は、いずれも7V型ワイド液晶を搭載する地デジ対応カーナビ。CN-H510Dは2DIN2DINタイプで取り付け開口部180mm、CN-H510WDはワイドタイプで取り付け開口部200mmとなる。

 地図データも新東名に対応し、地図表示はもちろんルート案内も可能となっている。また、スマートフォンと同様の操作である“フリック(はらい)”や“ドラッグ(なぞり)”で地図画面やメニュー画面等、ナビゲーション機能の一部を操作可能な「モーションコントロール」を搭載。直感的な操作が可能となっている。

 メディア機能としては、4チューナー×4アンテナでの地デジ視聴、DVD、CDの視聴や再生ができるほか、USB経由でiPod/iPhoneの再生、SDメモリーカードの再生も可能。搭載するHDD 60GBのうち40GBをエンタテイメント機能に割り当てることができ、音楽CDから最大7500曲録音できる。この録音モードは、圧縮録音モードのほか、最大約800曲を非圧縮で録音する「CD音質モード」を搭載し、高音質で音楽を楽しむことができる。

●ストラーダ Sシリーズ「CN-S310WD」「CN-S310D」
製品情報
http://panasonic.jp/car/navi/products/S310/

CN-S310WD
CN-S310D
品名型番店頭予想価格
7V型ワイドVGAモニター
2DIN AVシステム
地上デジタルTV/DVD/CD内蔵
SDカーナビステーション
CN-S310WD100,000円前後
CN-S310D100,000円前後

 CN-S310D、CN-S310WDとも7V型WVGA(800×480ピクセル)液晶を搭載したメモリーカーナビ。発売は2012年秋。16GBのSDHCカードに地図情報や各種検索用データベースを収録するほか、Webよりユーザー登録及びアンケートに回答すると、更新地図データを最大3年分ダウンロードできる。CN-S310Dは180mm幅コンソール対応、CN-S310WDは200mm幅コンソール対応モデルで、本体サイズ以外の構成は同様のものとなる。

 地図機能に関しては、「新東名高速道路」を含む2012年版地図データを収録。液晶モニターがマルチタッチ対応となり、“フリック(はらう)”や“ドラッグ(なぞる)”だけでなく、“1本指によるダブルタップ(2 回連続タッチ)”、“2本指によるシングルタップ(1回触れる)”、“ピンチイン(画面に触れた指を狭める)”、“ピンチアウト(画面に触れた指を広げる)”での地図操作を実現。スマートフォン同様の使い勝手で、地図の拡大や縮小ができる。

  スマートフォン連携に関しても強化。最新のグルメ・観光スポット等の検索が可能なスマートフォン専用アプリ(iPhone版、Android版を用意)「おでかけナビサポート ここいこ♪」に対応し、季節や時間などの条件から、今いる場所の近くにあるおすすめスポットを紹介する「寄り道コンシェルジュ」をiPhone版では利用できるようになった(Android版は10月上旬バージョンアップ予定)。

 あらかじめ検索した地点情報はナビ本体内蔵のBluetoothユニットを介してワイヤレスでナビ本体にダイレクト転送(Android版は自動、iPhone版はアプリの起動が必要)ができる。

 メディア機能としては、地デジ、DVD、音楽CD、FM/AM再生などに対応。定格出力18W×4、最大出力50W×4のアンプを搭載し、CDリッピングや、別売のiPod/USB接続用中継ケーブル(CA-LUB200D)を使用してのiPod連携なども可能となっている。

●ストラーダ Zシリーズ「CN-Z500D」
製品情報
http://panasonic.jp/car/navi/products/Z500/index.html

ストラーダ Zシリーズ「CN-Z500D」

 SDカーナビ「ストラーダ Zシリーズ CN-Z500D」は、7V型ワイドVGAモニターを搭載。店頭予想価格は16万円前後。

 CN-Z500Dは、ダッシュボード上に設置可能なオンダッシュタイプとしては初めて電動開閉式モニターを搭載する。この電動開閉式モニターは、車両のイグニッション操作と連動し、モニター部が電動で開閉。未使用時は収納できる。

 7V型ワイドVGA(800×480ピクセル)のタッチパネルモニターはバックライトにLEDを採用。地図機能としては、2012年度版地図を採用し、新東名にも対応する。

 メディア機能として、地デジ対応チューナーを搭載するほか、iPod/iPhoneに対応し、製品付属のiPod・USB中継ケーブルを使用して接続すれば、カーナビ側でiPodのコントロールができ、充電も可能となる。また、地デジの「緊急警報放送」受信時には、警報内容を表示する地デジ放送画面に自動的に切り換わり、安全な避難をサポートすると言う。

 Bluetoothユニットも内蔵しており、携帯電話のハンズフリー通話や音楽データのワイヤレス再生ができる。スマートフォンとの連携も強化され、同社が開発した、グルメ・観光スポット等の検索が可能なスマートフォン専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」に対応。Bluetooth対応スマートフォンからナビへの地点データの転送が可能となっている。

 Z500D用標準取り付けキット「CA-FUK100D」(2万790円)のほか、Z500D用BMW 1シリーズ専用取付キット「CA-FEK100D」(3万4440円)も用意される。

http://www.clarion.com/jp/ja/)" id="contents-section-4">

クラリオン(http://www.clarion.com/jp/ja/

●クラウド型サービス「Smart Access」対応カーナビ「NX712」「NX612」など
製品情報
http://www.clarion.com/jp/ja/products/2012/new/navigation/
製品レビュー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120731_548714.html
製品インタビュー「あなたの車に“ハニエル”降臨。声優ナビボイスの裏側」
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120801_547291.html
「NX712」とダウンロードボイスで聖地巡礼
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20121227_580219.html

NX712
NX612
NX502
品名型番店頭予想価格
ワイド7型 VGA 2DIN
地上デジタルTV/DVD/SD
AV-Naviシステム
NX712130,000円前後
ワイド7型 VGA 2DIN
地上デジタルTV/DVD/SD
AV-Naviシステム
NX612110,000円前後
ワイド6.2型VGA 2DIN
ワンセグ/DVD/SD
AVライトナビゲーション
NX50260,000円前後

 クラリオンは、同社が展開するクラウド型サービス「Smart Access」対応カーナビ「NX712」「NX612」をラインアップ。そのほか、Smart Access非対応ながら、マップルナビ4を初搭載する2DINカーナビ「NX502」も用意した。

 Smart Accessは、スマートフォンとの連携を図るサービスで、対応アプリケーションをスマートフォンにダウンロードし、対応カーナビと接続することで、多彩なサービスが利用できるようになる。現時点での対応スマートフォンはiPhone 4/4Sのみ。当初用意されるSmart Access対応アプリは、世界5万局以上のインターネットラジオを楽しめる「TuneIn Radio」、最新ニュースを表示する「News4Car」、天気予報を表示する「Weather4Car」、Facebookの投稿をチェックできる「FB4car」、Twitterのタイムライン表示やつぶやき投稿を行える「Tweet4car」の5本。いずれもアプリケーションの処理はスマートフォン上で行い、カーナビでは画面表示とコントロールを行える。

 NX712、NX612とも7型ワイドVGA液晶モニターを搭載。NX712はSD 20GB(16GB+4GB)、NX612はSD 16GBの容量を持ち、地デジ対応の12セグ/ワンセグチューナーは、NX712が4チューナー×4アンテナ、NX612は2チュナー×2アンテナを搭載する。

 地図は、年5回の差分更新、年1回の全更新に対応。自宅のPCからインターネット経由でダウンロードして、NX712は3年間無料、NX612は1年間無料で最新のものにアップデートできる。新東名は地図・ルート検索が可能となっている。

 メディア機能としては、地デジ視聴のほか、iPhone/iPod再生、USB再生、DVD/CD再生、Bluetooth再生などをサポート。ヴォーカルの定位などを変更可能な同社独自の音響テクノロジー「インテリジェントチューン」を搭載する。

●「マップルナビ4」搭載のワイド7型2DIN SDカーナビ「NX702」
製品情報
http://www.clarion.com/jp/ja/products/2012/personal/navigation/navigation/NX702/jp-ja-product-hi_1259650299804.html

NX702

 NX702は、ワイド7型VGA(800×480ピクセル)液晶モニターを搭載した2DIN SDカーナビ。2012年11月に発売され、店頭予想価格は6万円前後。

 microSD 8GBを搭載し、スマートフォンに近いフリックオペレーションができるほか、「マップルナビ4」を搭載することで、おすすめスポットが分かる「誰といく?」検索、目的地エリアの旬を楽しめるスポットが分かる「今が旬!」検索、ドライブ情報誌「まっぷるベストドライブ」シリーズ掲載のおすすめのコースやドライブスポットをエリアごとに選べる「ベストドライブ」検索機能が可能となっている。

 メディア機能としては、地デジ(2×2チューナー)、音楽CD、DVD再生が可能で、Bluetoothに対応しハンズフリー通話やBluetooth経由での音楽再生に対応。USBメモリー/SDメモリーカード音楽・動画再生が可能で、iPod/iPhone接続によるiPodアルバムアートワーク表示ができる。

http://www.alpine.co.jp/)" id="contents-section-5">

アルパイン(http://www.alpine.co.jp/

●車種専用の8型カーナビ「VIE-X008」、9型カーナビ「VIE-X009」
製品情報
http://www.alpine.co.jp/carnavigation/
製品レビュー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120807_551722.html

VIE-X008
VIE-X009

 アルパインは、トヨタ・アルファード専用/ヴェルファイア専用タイプの9型大画面カーナビ「VIE-X009」をはじめ、34車種の受注生産・専用設計を実現した8型大画面の「VIE-X008」を新たにラインアップ。

 ユーザーの車種名とイラストが描かれた専用オープニング画面やバックカメラの車種専用ガイドラインチューニング、車種用に専用チューニングされた最適なサウンドデータ、車輌サイズなど、車種専用チューニングデータを注文後に本体へインストールすると同時に、装着に必要な車種専用の取付けキット「パーフェクトフィット」などの部品をカーナビと車種専用パッケージ化して提供する。

 カーナビとしての基本仕様は同一で、32GBのSDHCを採用。ナビ部に16GB、音楽部分に16GBを割り当て、カーナビとしての基本性能も従来機種より向上している。

 地デジチューナーも新開発。地デジ放送の受信感度を向上させると同時に、受信している番組以外の裏番組を表示して選択できる裏番組選局機能も装備した。

 また、新たに用意されたリアビジョンリンクケーブルで、後席用のモニター「プラズマクラスター技術搭載リアビジョン」と接続すると、プラズマクラスター機能のON/OFFやリアビジョン「PCX-R3500シリーズ」のLEDイルミネーションのカラー変更、またカーナビ画面のリアビジョンへの表示選択など、カーナビとリアビジョンのシステムリンクを使いやすくしている。

●「ビッグ X EX」シリーズのプリウス専用モデル「VIE-X008EX-PR」と、プリウスα専用モデル「VIE-X008EX-PRA」
製品情報(VIE-X008EX-PR)
http://www.alpine.co.jp/carnavigation/vie-x008ex-pr/
製品情報(VIE-X008EX-PRA)
http://www.alpine.co.jp/carnavigation/vie-x008ex-pra/

VIE-X008EX-PR

 「ビッグ X EX」シリーズのプリウス専用モデル「VIE-X008EX-PR」と、プリウスα専用モデル「VIE-X008EX-PRA」。2012年12月に発売され、店頭予想価格はいずれも19万8000円前後。

 車種専用・大画面カーナビ「ビッグ X」シリーズの、ハイグレードモデルで、車種専用にデザインされた操作キーを装備することで、外観の美しさや一体感を演出するとともに、操作性を高めた。2012年8月に発売されたアルファード/ヴェルファイア専用モデル「VIE-X009-AL」「VIE-X009-VE」とともに、4車種でビッグ X EXシリーズを構成する。

 ビッグ Xシリーズの車種専用モデル同様、車種名とイラストが描かれた専用オープニング画面、車種ごとにチューニングされた音響、実車で計測した正確なバックカメラガイド線、車両のサイズにあった駐車場を検索するための情報などを備え、地デジ受信感度を高めるためにアンテナ位置をチューニングし、実車で画質の見易さが検証されている。

 ディスプレイは8型ワイドVGAで、バックライトはLED。メモリは32GBのSDHCで、16GBの音楽を保存できる。地デジチューナーは、裏番組選局機能を備える。またDVDプレーヤー、FM/AMチューナー、リアビジョンやドライブセンサーのカメラとのシステムリンク機能を備える。地図更新は2015年まで無料。

●200mmワイドコンソール向け車種専用カーナビ「VIE-X007W」シリーズなど
製品情報(VIE-X007W-B-SE)
http://www.alpine.co.jp/carnavigation/vie-x007w-b-se/

VIE-X007W

 「VIE-X007W」シリーズと「VIE-X007」シリーズは、いずれも車種別専用カーナビとして2012年11月に発売。VIE-X007Wは、トヨタ、ダイハツ、日産の200mmワイドコンソールに対応し、店頭予想価格は13万8000円前後。VIE-X007シリーズは、ホンダ、スズキ、日産の180mm幅2DINコンソールに対応した製品で18車種に対応する。店頭予想価格は12万8000円前後。

 いずれも7型ワイドVGA液晶ディスプレイとLEDバックライトを備える。メモリは32GBのSDHCで、16GBの音楽を保存できる。地デジチューナーは、裏番組選局機能を備える。またDVDプレーヤー、FM/AMチューナー、リアビジョンやドライブセンサーのカメラとのシステムリンク機能を備える。

 このほか、ビッグ Xシリーズの車種専用モデル同様に、車種名とイラストが描かれた専用オープニング画面、車種ごとにチューニングされた音響、実車で計測した正確なバックカメラガイド線、車両のサイズにあった駐車場を検索するための情報などを備え、地デジ受信感度を高めるためにアンテナ位置をチューニングし、実車で画質の見易さが検証されている。

 また、受注生産以外にセッティングモデルも用意。対応車種分すべてのサウンドチューニングやバックカメラガイド線などの専用データを格納してあり、オープニング画面は専用Webサイトからダウンロードしてインストールする。

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ケンウッド(http://www2.jvckenwood.com/

●彩速ナビ「MDV-Z700」「MDV-X500」「MDV-R700」
製品情報
http://www2.jvckenwood.com/products/carnavi/
発表会記事
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/2013autosalon/20130112_581540.html

MDV-Z700
品名型番店頭予想価格
地上デジタルTV チューナー内蔵
DVD/USB/SD/BT AVナビゲーションシステム
MDV-Z700130,000円前後
地上デジタルTV チューナー内蔵
DVD/USB/SD AVナビゲーションシステム
MDV-X500120,000円前後
地上デジタルTV チューナー内蔵
USB/SD/BT AV ナビゲーションシステム
MDV-R700110,000円前後

 彩速ナビの愛称を持つケンウッドの地デジ対応7V型2DINカーナビ「MDV-Z700」「MDV-X500」「MDV-R700」。愛称の由来ともなっているように、彩りの美しい液晶表示と、レスポンスのよいスクルロールやメニュー操作を実現している。2013年1月の東京オートサロンで発表され、発売は2月上旬を予定。

 新彩速ナビでは、ハードウェア、ソフトウェアとも一新。スマートフォン同様に静電タッチパネル機能を持つ7V型WVGA液晶(800×480ピクセル)を採用し、バックライトはホワイトLEDを用いる「プレミアム・ファインビュー・モニター」を搭載。本体メモリーは車載スペックSSDを採用し、MDV-Z700は16GB、MDV-X500・MDV-R700は8GBの容量に、独自の圧縮フォーマットであるS3フォーマットにより地図やスポットデータを収録。CPUもデュアルコアCPUを採用を搭載し、OSも独自にチューニングしたAndroid OSとなったことで、ナビゲーションしながら動画再生といった高い負荷のかかる処理もスムースに行える。さらに、フリック、ピンチ、ドラッグなどスマートフォン感覚でナビを使用でき、これらを高速に行える仕組みを総称して「ジェットレスポンスエンジンIII」と呼んでいる。

 また、専用アプリ「KENWOOD Drive Info.」をスマートフォンにインストールしナビと接続することで、「全道路対応スマートループ情報」を取得できるほか、ガソリンスタンド価格、駐車場満空などの情報も取得可能。従来どおり「NaviCon」にも対応している。

http://www.fujitsu-ten.co.jp/)" id="contents-section-7">

富士通テン(http://www.fujitsu-ten.co.jp/

●9型大画面ナビECLIPCE(イクリプス)「AVN-ZX02i」など
製品情報
http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/product/navi/avn-zclass02/

商品名型番店頭予想価格
メモリーナビゲーション内蔵
SD/DVD/地上デジタルTV
9.0ワイド VGA AVシステム
AVN-ZX02i220,000円前後
メモリーナビゲーション内蔵
SD/DVD/地上デジタルTV
7.0ワイド VGA AVシステム
AVN-Z02i180,000円前後
メモリーナビゲーション内蔵
SD/DVD/地上デジタルTV
7.0ワイド VGA AVシステム
AVN-V02BT160,000円前後
メモリーナビゲーション内蔵
SD/DVD/地上デジタルTV
7.0ワイド VGA AVシステム
AVN-V02140,000円前後
メモリーナビゲーション内蔵
ワンセグ/CD
7.0ワイド VGA AVシステム
(バックアイカメラセット)
AVN112MBC90,000円前後
メモリーナビゲーション内蔵
ワンセグ/CD
7.0ワイド VGA AVシステム
AVN-Z02i75,000円前後

 ECLIPCEブランドでカーナビを展開する富士通テンは、2012年夏モデルでニンテンドーDSとつながる「クルマでDS」対応の9型大画面モデル「AVN-ZX02i」、2DINインダッシュモデル「AVN-Z02i」のほか、4機種をラインアップしてきた。

 これは、家庭用ゲーム機であるニンテンドーDS用アプリ「クルマでDS」をカーナビ製品に同梱し、ニンテンドーDSとカーナビを連動させることで、ファミリードライブを楽しくしようとするもの。現在地付近の「ご当地クイズ」が出題されたり、ご当地キャラによる「観光案内」が行われたりするほか、ニンテンドーのユーザーキャラクターであるMiiとの交流機能を備えている。

 地図に関しては、カーナビ本体は2012年2月の地図をベースに新東名に対応したものだが、クルマでDSは、2011年5月時点の地図をベースに東京スカイツリーなど主要なスポットを収録したものになる。

 中心機種となるAVN-ZX02i、AVN-Z02iとも地デジに対応し、9型大画面のAVN-ZX02iでは、計16車種の車種別取り付けキットを用意する。

●ECLIPCE(イクリプス) 2DINカーナビ iPhone連携モデル「AVN-F02i」「AVN-G02」など

製品情報(AVN-F02i)
http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/product/navi/avn-fclass02/
製品情報(AVN-G02)
http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/product/navi/avn-gclass02/

AVN-F02i
商品名型名店頭予想価格
メモリーナビゲーション内蔵 SD/DVD/地上デジタルTV 7.0 ワイドVGA AVシステムAVN-F02i110,000円前後
メモリーナビゲーション内蔵 SD/DVD/地上デジタルTV 7.0 ワイドVGA AVシステムAVN-G02105,000円前後

 両機種とも2012年10月上旬発売。7型ワイド液晶モニター(800×480ピクセル)のほか、イクリプス カーナビの上位機種に搭載されている画質補正LSI「Vivid View Processor(ヴィヴィッド ビュー プロセッサ) 3」を新たに搭載。YouTube対応/USBモードでのAACファイル(iTunesで録音した音楽ファイル)対応などAV機能を充実させている。

 地図機能に関しては、施設情報に「営業時間外」や「ドライブスルー」などの詳細情報を追加。交差点では、通常地図の拡大ではなく“専用”拡大図を表示し、全国の著名な建物や施設を3Dアイコン化している。GPSだけでなく、高低差データ、3Dジャイロにより、自車位置精度を向上。初回の地図更新(2014年夏)も無料となる。

 AVN-F02iは、iPhone連携、Bluetooth連携機能を装備。App Storeにて無料公開の「Drive Port」を使うことで、フォトビューアや、住所から目的地設定可能な「アドレス」などの機能を使えるようになる。

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三菱電機(http://www.mitsubishielectric.co.jp/

●DIATONE SOUND. NAVIシリーズ「NR-MZ60PREMI」「NR-MZ60」
製品情報
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/carnavi/nr-mz60/

NR-MZ60PREMI
NR-MZ60
製品名型番店頭予想価格
DIATONE SOUND.NAVINR-MZ60PREMI210,000円前後
NR-MZ60160,000円前後

 三菱電機のDIATONE SOUND.NAVIは、同社のオーディオブランドであるダイヤトーンを製品名として採用した7V型2DINメモリーカーナビ。カーナビとしての仕様は、7インチWVGA(800×480ピクセル)のタッチパネルモニターと、16GBの地図カードを搭載。DVD/CD再生のほかUSB接続によるiPod/iPhoneなどの音楽再生(WAV、MP3、WMA、AAC、ほかiPod/iPhone対応フォーマット)、SDカードによる音楽CD取り込み(AAC)や、音楽再生(WAV、MP3、WMA、AAC)が可能。4チューナー×4アンテナの地デジ視聴が可能で、Bluetooth 2.1+EDRによる、音楽再生やハンズフリー通話ができる。

 その最大の特徴は、音に対するこだわりにあり、同社が2008年に発売した車載用デジタルプロセスセンター「DA-PX1」(価格:80万円)と同様のデジタル処理技術を投入していること。従来モデルで搭載していた24bit DAC(デジタル アナログ コンバーター)より256倍高精度な32bit DACを搭載。これにより緻密で臨場感あふれる、より原音に忠実な再生を実現したと言う。

 また、信号処理を行うDSPに関しても、従来機種の24bitから40bitのものへと変更。デジタル信号の時間軸に対する揺らぎであるジッターによるひずみを除去するためのメモリーコレクターも搭載する。

 NR-MZ60PREMI、NR-MZ60の違いは、音質調整機能などにあり、グラフィックイコライザーの調整範囲やタイムアライメント機能が、NR-MZ60PREMIではより詳細な調整が可能になっている。

(編集部)