ニュース
【LAオートショー 2014】「CX-3」「MX-5」を初公開したマツダ プレスカンファレンス
「CX-3はマツダの基幹車種の1つとして成長に貢献すると信じている」と小飼雅道社長
(2014/11/21 13:46)
- 2014年11月19日(現地時間)開催
マツダは11月19日(現地時間)、ロサンゼルスオートショーのプレスカンファレンスでコンパクトクロスオーバーSUVの新型「CX-3」をワールドプレミアさせるとともに、北米のオートショーでは初公開となる「MX-5(ロードスター)」のお披露目を行った。
「CX-5」「Mazda3(アクセラ)」「Mazda6(アテンザ)」といった新世代ラインアップの販売が好調なマツダ。北米市場も同様のことが言える状態で、今年2月には北米向けの輸出を行うメキシコの新工場が稼働を始めている。年間20万台以上の生産台数を誇る同工場は、生産台数の多くを米国向けに輸出することになる。
プレスカンファレンスでスピーチを行ったマツダ 代表取締役 社長兼CEOの小飼雅道氏は「昨年までにマツダは、CX-5、Mazda6、Mazda3と3車種を導入してきました。SKYACTIVE技術、および魂動デザインを反映したこれらの商品は、世界の各市場においてご好評をいただいています。これら新世代商品のおかげもあり、マツダは今年、さらなるビジネス成長を見込んでいます」と、導入した新型車はどれも販売が好調で、販売台数の向上が見込めると語った。
また、ワールドプレミアを行ったCX-3について「CX-3は、そのスタイリッシュなデザイン、創意に富んだパッケージ、4輪駆動によるドライビング性能などにより、多くのお客さまを魅了する商品となるでしょう。エンジンについては、リニアで思いのままの運転を可能にするSKYACTIVE-G 2.0とSKYACTIVE-D 1.5をラインアップします。コンパクトSUVのセグメントはグローバルで成長しています。CX-3は来春以降の市場導入を予定しており、マツダの基幹車種の1つとして、今後のマツダの成長に大きく貢献してくれると信じています」と解説。各自動車メーカーが導入を始めたコンパクトSUVのセグメントに参入することで、マツダのブランドイメージを引き上げ、基幹車種に成長してほしいとの希望を持っているようだ。
マツダブースのステージには、新型モデルのCX-3とMX-5が並べられたほか、大幅改良を行ったCX-5、Mazda6のほかに、Mazda3のセダンと5ドア(スポーツ)、LMP2 SKYACTIVE-DのレースカーやMX-5のワンメイクレース仕様車など、多彩なラインアップモデルとレースカーが展示されている。
なお、大幅改良を行ったCX-5とMazda6については、開発主査のインタビューも含めた詳細を追ってレポートする。