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マツダ、「CX-3」の商品改良で「DE精密過給制御」新採用

「ナチュラル・サウンド・スムーザー」全車標準装備

2015年12月24日発売

237万6000円~302万4000円

 マツダは12月24日、コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」を商品改良して発売した。価格は237万6000円~302万4000円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格JC08モード燃費減税レベル(取得税/重量税)
XD直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴ディーゼルターボ6速AT2WD(FF)2,376,000円23.0km/L100%(免税)
6速MT2,376,000円25.0km/L
6速AT4WD2,592,000円21.0km/L
6速MT2,592,000円23.4km/L
XD Touring6速AT2WD(FF)2,592,000円23.0km/L(※:23.2km/L)
6速MT2,592,000円25.0km/L
6速AT4WD2,818,800円21.0km/L(※:21.2km/L)
6速MT2,818,800円23.4km/L
XD Touring L Package6速AT2WD(FF)2,808,000円23.0km/L(※:23.2km/L)
6速MT2,808,000円25.0km/L
6速AT4WD3,024,000円21.0km/L(※:21.2km/L)
6速MT3,024,000円23.4km/L

※:i-ELOOP装着車の場合

 今回の商品改良では、パワートレーンに採用する「SKYACTIV-D 1.5」や走行関連の設定変更、上級グレードのXD Touring L Packageに黒革内装仕様追加などの変更を行なっている。

 パワートレーンではエンジンのトルク応答を緻密にコントロールする「DE精密過給制御」を新たに採用。軽負荷領域でアクセル操作に対する反応がよりダイレクトになるように設定している。また、これまで6速ATにオプション設定するi-ELOOP装着車のみにセットオプションとしていたディーゼルエンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を全車標準装備に変更した。

 走行関連では電動パワーステアリングの制御を見直し、操舵初期の車両コントロール性を向上。コーナーリングにおける操作性と直進時の安定性を両立させている。さらに前後ダンパーの内部構造、フロントスタビライザーの改良を行なって乗り心地を改善した。

 このほか、車内の快適性を高めるために全車のフロントドアガラスで板厚をアップ。騒音の車内透過を抑制して快適性を向上させる。XD Touring L Packageの全ボディカラーに追加設定された黒革内装仕様は、シート表皮にパーフォレーションレザー、ラックススエードなどを使ってシックな車内空間を演出する。

新たに設定されたXD Touring L Packageの黒革内装仕様車。既存のピュアホワイト内装と2種類から選べるようになる

(編集部:佐久間 秀)