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ダンロップ、スーパーGTを戦う64号車「Modulo HRC PRELUDE-GT」が特別カラーで挑む第3戦もてぎで3戦連続ポール獲得&決勝2位
リアウイングに大きく「ありがとう、DUNLOP」の文字をあしらう
2026年11月8日 09:30
- 2026年11月7日 開催
スーパーGT第3戦「2026 AUTOBACS SUPER GT Round3 MOTEGI GT 250km RACE」が、11月7日に栃木県芳賀郡茂木町にあるモビリティリゾートもてぎにて開催された。
第3戦は当初マレーシアで6月20日~21日に開催を予定していたが、中東情勢の悪化や不確実な状況を含め、世界情勢を総合的に評価した結果、延期となっていた。しかし情勢改善が見込めないことから、8月の第4戦のGTA(GTアソシエーション)記者会見で、最終戦のもてぎで、第3戦と第8戦をそれぞれ1日で実施することが決定した。
7日の午前中に実施された第3戦の予選では、第6戦(スポーツランドSUGO)、第7戦(オートポリス)に続き、GT500クラスで唯一ダンロップタイヤを装着する64号車「Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ組)」が、驚異の3戦連続でポールポジションを獲得。
64号車は、20年以上にわたりGT500専用タイヤ開発をともに行なってきたDUNLOP(住友ゴム工業)との最後の舞台を飾るため、車両上面にDUNLOPロゴとともに「ありがとうDUNLOP」のメッセージをあしらった特別カラーで参戦していて、現地にはダンロップ(住友ゴム)の代表取締役社長である國安恭彰氏も応援に駆け付けていた。
決勝レースでは、序盤ではポールポジションを維持していたが、路面温度の上昇とともに、少しずつ順にを落とし、一時は表彰台圏外まで下がってしまったが、レース終盤路面温度が下がり、タイヤがうまくマッチングしてきたとのことで猛追開始。最後は同じ「PRELUDE-GT」を駆る8号車 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹組)をねじ伏せて3位でチェッカー。その後、2位の14号車 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也組)がレギュレーション違反により失格となり、繰り上がり2位となった(※11月8日9時半時点ではまだ暫定)。
大草りき選手のコメント
ポールポジションスタートから順位を落としてのフィニッシュとなった展開には悔しさが残り、明日に向けて課題も多いレースとなりました。一方でイゴール選手とのペアでこれまで獲得できていなかったポイントを初めて獲得し、いきなり表彰台に登れたことは非常にポジティブな前進だととらえています。HRCの開発によってマシンは着実に速くなっていて、これまで結果を残せず足踏みしていた状況を最終戦前に打破できたことに安堵しています。
改修された路面(もてぎは2025年12月~2026年2月にかけて全面改修している)に対するタイヤの感触は、予選のスピードも含めて非常に良好です。オートポリスで課題だった部分に加えた改良がうまく機能していると思います。レース終盤にかけて多少下がったものの、想定ほど路面温度が下がらなかった。タイヤの特性上、温度が上がりすぎると厳しい局面があったため早く温度が下がってほしかった。レース終盤に路面温度が下がってきたことで、自分たちの得意なレンジに入りペースが回復でき、結果的に前を走る8号車にバトルを仕掛けられる位置まで追い上げられました。明日は今日より気温・路面温度が低い予報のため今日より状況はいいのではと見込んでいます。
明日は今日のタイヤ状況を踏まえ、ドライバーの乗車順などは変えずに、交代タイミングや他車の動向に惑わされない自分たちのレース運びを組み立てて100%の状態で臨みたいです。4戦連続ポールポジションへの挑戦にもなりますが、まずはいつもの自分の役割としてのポールポジション獲得を目標に掲げてアタックに挑みます。明日はダンロップタイヤとの最後のレースとなるため、全力を尽くして納得のいく走りをし、レースを全力で楽しみたいです。
イゴール・オオムラ・フラガ選手のコメント
担当スティントは時間的にはやや長かったものの、セーフティカー(SC)が入ったことで本格的にプッシュした周回数は実質10周強程度と短く、タイヤ温存の面で有利に働いた可能性があります。また、前戦オートポリスに比べて、GT300クラスのトラフィックを処理する際のペース低下幅が少なく、オーバーテイク後も素早くペースを復帰でき、マシンの戦闘力向上と確かな手応えを感じていました。スティント後半に一時的なペースダウンはあったものの、最終盤にパートナーの大草りき選手が猛追して表彰台をもぎ取ってくれました。ポールスタートから順位を落とした悔しさはありますが、結果として表彰台という形に残せたことは素直に嬉しいです。
途中ハードレンジのタイヤを残した状態だったため、SCが入らず連続周回になっていれば後半に別のコンパウンドを選んでいた可能性もあります。プッシュ周回数が少なかったためタイヤのタレ(落ち幅)を完全に見極められないまま、後続のピットインに反応する形でピットへ入りました。コンパウンド選択がいい方向にもわるい方向にも転ぶリスク(ギャンブル)があったため、結果的に表彰台を獲れたことが最善だったととらえています。
明日は、今日のレースで見えた課題やうまくいかなかった部分を見直し、戦略を含めてアジャストして挑みたいです。路面温度は今日よりやや下がってくれた方がタイヤに合うと見込んでいます。予選は大草選手に託しますが、今日のアタックタイムやフィーリングがよく、周囲が軽くなっても(最終戦はすべてのサクセスウェイトが降ろされる)ポールポジションを狙える手応えはあります。
今回の特別カラーリングを見て、「いよいよ最後なんだ」と実感が湧きました。長年NAKAJIMA RACINGとともに歩んできたダンロップに対して、最後のチェッカーを受けるまで全力を尽くして走り切りたいです。
なお、11月8日は、9時45分~公式予選、14時~決勝レース開始予定となっている。








