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三菱自動車、「ミニカ」「トッポBJ」「トッポBJワイド」の3車種約65万台リコール

エアインテークダクトが外れ、最悪の場合、溶損や発火に至るおそれ

改善個所
2013年7月25日発表

 三菱自動車工業は7月25日、「ミニカ」「トッポBJ」「トッポBJワイド」の3車種、計65万109台のリコールを発表した。

 発表によると、「原動機のエアインテークダクトの固定用クリップにおいて、クリップ取外しのため一旦押し込む際、必要以上の力で押し込むことでクリップに亀裂が発生する場合があります。そのままクリップを再使用すると亀裂が進行し、使用過程でクリップが破損してエアインテークダクトが外れ、最悪の場合、エキゾーストマニホールド上に落下して、溶損や発火に至るおそれがあります」とのこと。全車両、エアインテークダクトの固定用クリップを対策品に交換し、エアインテークダクトにクリップの再使用不可を記載したコーションラベルを貼り付けする。

 そのほか、パジェロのエンジン(EGRバルブ)に関するリコールも発表されており、こちらは計4211台が対象車。パジェロのブレーキ(HBBポンプモータ)に関するサービスキャンペーンもあり、こちらの対象車は計7万6480台。自分の車がリコールやサービスキャンペーン対象かどうか、三菱自動車のWebサイトで確認していただきたい。

リコール・改善対策・サービスキャンペーン 検索(入力)

http://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/jspforward.do?page=/searchrecallstatus.jsp&prefix=

(編集部:谷川 潔)