まるも亜希子の「寄り道日和」

スバルゆかりの地で見つけた「スバル定食」

こちらが群馬県太田市にあるスバルゆかりのスポット、「雄飛荘」。お庭がきれいな建物で、1階には和洋中なんでもござれのレストラン「雄飛荘ロイアル」があります。無料駐車場があり、気軽に立ち寄れる雰囲気なので、お値打ちなボリューム満点ランチはぜひ一度味わってほしい! ディナーやお弁当もありますよ

 実はわが家、8月の先行受注開始早々に、新型「レヴォーグ」を購入いたしまして、すでに納車まで秒読みの段階に入っております。私にとっても夫にとっても、初めてのスバル車ってことで、正統派スバリストを目指すべく張り切っているわけなんですが、なんと早くもスバルゆかりの地へ行くことができました!

 スバルの工場があることで、スバリストにはお馴染みの群馬県太田市ですが、そこからほど近い場所にあるお庭が素敵な建物。それが、一般の方も利用できるSUBARUグループの社員クラブ「雄飛荘」です。

 大小さまざまなお部屋があって、社員の方の結婚式や歓送迎会、食事会などによく利用されているそうなんですが、この日はスバルカラーの観光バスがでーんと駐車場に停まり、社員研修が行われておりました。

エントランスを入って左手に飾ってあるのが、社員が手作りで完成させたという「スバル神輿」。匠の大工さんでも並大抵ではできないという神輿を、1から手作りで試行錯誤しながら作り上げるというのは、本当に素晴らしいですよね。いつか、これが担ぎ上げられるところを見たいなぁと思いました

 エントランスを入ると、まず目に入るのは「スバル神輿」。真ん中に大きな六連星を掲げる立派なお神輿なんですが、これは設計図も何もないところから、スバル製作所のみなさんの技術を生かして、手作りで平成8年に完成させたものだそう。各地のいろんな神輿を見学したり、地元のほかの神輿を参考にするため拝借したり、材料にも試行錯誤しながら、仕事の合間を縫って休日・深夜にも作業をして作り上げたということで、「やってやれないことはない」のスバル精神が息づいているかのようですね。実際に地元の「太田祭り」で初陣を飾ったそうで、さぞ盛り上がっただろうなと想像してしまいました。これはスバリストなら必見ですよね。

 そして、1階にあるのは誰でも利用できるレストラン「雄飛荘ロイアル」。和洋中なんでも揃う豊富なメニューと、超お値打ちなランチコースが人気なんです。この日も、わずか1000円で前菜からスープ、メイン、デザートにドリンクまでつくランチコースが4種類もあり、通常のランチメニューもたくさんあって迷いに迷ってしまいました。

 しかし私は見逃しませんでしたよ~。「スバル定食」なるメニューがあることを! ウエイトレスさんにどんな内容なのかを聞いてみると、「若い社員さんでも満足できるように、ボリューム満点の定食で昔からの定番なんですよ」とのこと。これはもう、スバリスト初心者としては体験しておかねば(笑)。

スバリストなら一度は食べたい!? 「スバル定食」がこちら。うどんにご飯、大きなかき揚げが2つも添えられていて、お昼から食べ過ぎ注意(笑)。確かに、働き盛り食べ盛りの若い人には、とってもいいですよね。この写真では、ご飯は少なめにしていただいてます。こちらは定番メニューなので、ディナータイムにもいただけますよ

 ということで運ばれてきてびっくり! 大きなかき揚げが2つに、関東風のかけうどん、ご飯にお新香と本当にすごいボリュームなんです。ご飯を少なめにしてもらっておいてよかった~。でも、かき揚げはサクッとしていて食感がよく、うどんもコシがあってすごく美味しい! これで790円だなんて、お財布にも嬉しいですよね。

 さてこのスバルゆかりの「雄飛荘」を訪れることで、私はもう1つデビューしてしまいました。それが、「#スバコミ」というスバル・ウェブコミニティの中のコンテンツ、「SUBARUスタンプラリー」なんです。

 ここでは、走る、食べる、遊ぶ、知るといった、クルマに乗って出かける目的ごとに、スバルと所縁のある日本全国の観光スポットがたくさん紹介されていて、あらかじめスマートフォンやタブレットでID登録しておき、行った場所にチェックインすると、ご当地スタンプが獲得できるというもの。

「#スバコミ」のサイトを見ると、スタンプ獲得ランキングが紹介されていて、なんと1位の方は286個! 会員同士でお友達になったり、コミュニケーションが取れるようになっているのも面白いですよね。私はまだ1個ですが、さてレヴォーグでいくつ獲得できるかな。これからとっても楽しみです。ちなみにスタンプラリーはスバル車じゃなくてもOKだそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 納車は来週11月27日の予定で、今本当にワクワクしています!

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z(現在も所有)など。