まるも亜希子の「寄り道日和」

マツダファンフェスタで交通安全を呼びかけてきました

マツダファンフェスタに初めて、OKISHUとしてブースを出展! 右から吉田由美さん、戎南子さん、私、瀬イオナさんの4人で、交通安全を呼びかけるコンテンツでたくさんの人たちと触れ合うことができました。マツダファンの来場者たちはみんなどこか温かくて、私自身も楽しませてもらいました

 富士スピードウェイがマツダ一色になった週末! 10月19日〜20日に開催された「MAZDA FAN FESTA2024 at FUJI SPEEDWAY」に、今日からできる交通安全「OKISHU(オキシュー)」のブースを出展させていただきました。メンバーはカーライフエッセイストの吉田由美さん、セーフティドライビングインストラクターの戎(えびす)南子さん、若手ジャーナリストの瀬(はやせ)イオナさん、私・まるも亜希子の4人。イオナさんは以前からこのOKISHUの交通安全プロジェクトに関心を持ってくれていて、2023年にマツダR&Dセンターで開催した女性だけのイベントにも参加してくれたんです。なので今回はぜひ出展者側として参加してほしいと、仲間に加わってもらいました。

 私たちのブースはパドックの1コーナー側、かなり奥の方にあったので、歩きながらほかのブースをめぐってみましたが、タイヤメーカーやチューニングショップ、カスタムショップなどはもちろん、販売店さんのブースもすごいんです。とくに関東マツダはひときわ広いスペースに子供が喜ぶ写真撮影コーナーや、体験コーナーなどを用意してお祭りのような雰囲気。聞けば、「マツダファンフェスタに行きたい」という社員のため、全店舗を臨時休業にしたというからビックリです。そういうところにも、マツダ愛、クルマ愛が育っていく土壌があるのかなと感じました。

 私たちも負けてられないゾ、と思いながらOKISHUのブースに到着。コンテンツは昨年のジャパンモビリティショーや今年はじめの大阪オートメッセでも好評の「交通安全クイズ大会」「タイヤ空気圧チェック体験」「ダンロップ・ゴルフパターチャレンジ」という鉄板なのですが、今回は初お披露目のものが2つあったのです。

 まず1つは、運転する人もしない人も、子供も大人も今日からすぐに役立つ交通安全のポイントを伝えることをモットーとしているOKISHUらしい、オリジナルの交通安全ブックを作成したんです。タイトルは、「OKISHUのくるくる交通安全大作戦」! クルマのいろんなところが光ったり、消えたりすると、動いたりドアが開いたりするから、しっかり見て安全な場所に移動しようという作戦を「ピカくる5ヶ条」と名付け、クイズにして楽しく覚えてもらおうという内容です。

1から自分たちで企画・執筆した冊子「OKISHUのくるくる交通安全大作戦」が完成! さっそく今回のイベントから活用し、子供たちと交通安全クイズ大会をやりました。楽しく覚えて、少しでも交通事故防止に役立ってくれればうれしいです

 ウインカーの音やロック解除の音、バックの音など、音でもクルマの動きが予測できることに着目した「ピピくる3ヶ条」もあるんですよ。OKISHUのキャラクターであるシュー子とシュー太のイラストは、イラストレーターの佐とうわこさんにお願いしました。とってもかわいく、わかりやすく描いてくださったおかげで、イベントでもファミリーに大好評。みんな率先して読んでくれて、うれしかったなぁ〜。

 そして2つめの初お披露目は、住友ゴムの女性社員と一緒に考えたOKISHUのノベルティグッズ。もともと、ペダルの踏み間違い事故をはじめとする安全運転のために、車内に運転に適した靴を置いて履き替えて運転しようねと呼びかけたのがOKISHUプロジェクトのスタートなので、シューズバッグにもなるエコトートバッグはどうだろう? というところから、形や大きさ、どんな色やデザインがいいかなどを試行錯誤し、完成したのが今ちょうど若い世代に流行っているナップサックとしても使えるエコトートバッグでした。デザインは、シュー子の上に、サーキットでよく目にするダンロップのタイヤの形をしたブリッジを入れたのがポイント。このデザインがとっても好評で、今回のイベントではマツダ広報部の皆さんやダンロップブースの皆さん、メディア関係者をはじめ、たくさんの人が背中にしょって会場内を歩いてくださって、後ろ姿がとってもかわいかったです。この2つは今後もOKISHUのイベントで活用していく予定ですので、ぜひ遊びに来て手に取ってくださいね。

 さて、私は今回初めてマツダファンフェスタに参加したんですが、サーキット走行はもちろん、驚いたのが体験コンテンツの多さです。とくに、子供が参加できて普段のイベントではなかなかお目にかかれないものが多くて、たとえば砂型から自分だけのスタンプが作れる「鍛造体験 スタンプづくり」。ロードスターと同じ仕組みのマフラーが作れる「KIDSマフラー教室」。子供から大人まで本気で楽しめるエンジン燃焼体験「圧縮着火体験」などなど。ちょっとマニアックすぎる気もしますが(笑)、そこがまたマツダらしいところ。大人の私でもかなりやってみたいものがたくさんあるんです。クルマ以外のコンテンツでは、ストライダーやスケートボード、BMXのエリアもあって、私の友人ファミリーも参加していました。これなら、家族連れで来ても「今度はなにをやろうか」と楽しみになるのも納得。私もなかなか全部のエリアを見て回りきれなかったので、また来年、参加できたらいいな〜と早くも思ったイベントでした。

ピットビルの上やピット内で開催されていた、体験コンテンツの数々。クルマのこと、マツダならではのこと、クルマと関係ないことまで、大人も子供もたくさんの人たちでにぎわっていましたよ
まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z、メルセデス・ベンツVクラスなど。現在はMINIクロスオーバー・クーパーSDとスズキ・ジムニー。