東京モーターショー2017
【東京モーターショー2017】DS、フラグシップ5ドアSUV「DS 7 クロスバック」を日本発表
300PSのプラグインハイブリット仕様も登場予定
2017年10月26日 13:51
- 2017年10月25日 開幕
10月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第45回東京モーターショー2017」が開幕した。27日まではプレビューデー、10月28日~11月5日が一般公開日となる。東2ホールの 「DS Automobiles(プジョー・シトロエン・ジャポン)」のブースでは、フラグシップ5ドアSUV「DS 7 CROSSBACK(クロスバック)」の日本での発売が発表されたほか、9月4日に発売した3ドアハッチバックモデル「DS 3」の限定車「DS 3 DARK SIDE(ダークサイド)」の展示が行なわれている。
「DS 7 クロスバック」はジュネーブ国際モーターショーで発表されており、日本でオンライン販売する第1弾の限定モデル「DS 7 クロスバック LA PREMIERE」は589万円で、限定40台の販売となる。2018年7月頃の納車となる見込み。
改良された225PS、300Nmの1.6リッター4気筒ガソリンターボエンジンに8速ATを採用。6速ATに比べて約4%の燃費向上になるという。ドライバーアシスト機能「DS CONNECTED PILOT」は、高速走行時に前走者との車間距離とレーン内の位置を適切に保持し、ドライバーの疲労軽減と安全性の向上に寄与するほか、自動駐車の機能を備える。また、オプションとして赤外線カメラ「DSナイトビジョン(30万円)」と「パノラミックサンルーフ(18万円)」が選択できる。
プレスカンファレンスで登壇したプジョー・シトロエン・ジャポン 代表取締役社長 クリストフ・プレヴォ氏は次のように語った。「DSブランドを日本で立ち上げて2年が経ちました。私たちにとって2度目の東京モーターショーです。そして自動車業界におけるフランスのラグジュアリーのノウハウを実現するという私たちの志をまさに今展開しております。我々のアバンギャルドなスピリットにより1955年の初代のDSから受け継いだ確信と卓越の価値を永続させて行きたいと思います」。
また、駐日フランス大使 ローラン・ピック氏は祝辞として「東京モーターショーのDSブランドのブースに参加できるのはとても光栄に思います。私の世代のフランス人は常にDSが側にありました。休暇は決まってDSで出かけたものです。『DS 7 クロスバック』が日本にやってくるのはとても素晴らしく、DSブランドは本日新しいページを日本市場でめくりました。“テクノロジー”と“革新”と“ラグジュアリー”という3つのキーワードは全てフランスと結びついております。さらに日本の皆さまがフランスを愛してくださっているキーワードと一致します。フランス大使館は日本でのDSブランドをサポートするとともに、DSブランドが大きく成功すると私は確信しております」と述べた。
プジョー・シトロエン・ジャポン 副社長 エリック・アポッド氏は、「フランスのセレブや大統領にも愛されて来たDSブランドの新製品『DS 7 クロスバック』が発表できるのをとてもうれしく思います。本製品はフランスの職人技と最先端の技術が融合したものです。『DS 7 クロスバック』はさまざまなカスタマイズを用意しておりますので、必ず自分のイメージするものが見つかると思います。インテリアでは“インスピレーション”と呼んでいるパリの街をイメージした4つのカスタマイズがあります。さらに15の技術イノベーションを内包しています。例えば、DS CONNECTED PILOTやDSナイトビジョン、DSアクティブサスペンションなどです。さらに間もなく新しい300馬力のプラグインハイブリット仕様も登場します」と語った。