【ジュネーブショー 2018】16年ぶりにスープラ復活！　「GR スープラ Racing Concept」を写真52枚と動画で紹介

ジュネーブショーで公開された「GR Supra Racing Concept」。会場には同モデルの開発責任者を務める多田哲哉氏も来場

　トヨタ自動車は、スイス ジュネーブで開催されている「第88回 ジュネーブ国際モーターショー」（プレスデー：3月6日～7日、一般公開日：3月8日～18日）でフロントエンジン・リアドライブの2ドアクーペ「GR Supra Racing Concept」を世界初公開した。

　先代スープラは2002年に生産を中止していたが、16年の空白期間を経てレーシングカースタイルの「GR Supra Racing Concept」を公開。スープラ復活の狼煙が上げられた。

ゼッケン「90」ということは90 スープラで確定？

ジュネーブショーで公開された「GR Supra Racing Concept」

　欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社（Toyota Motorsport GmbH）が開発を担当したという今回のコンセプトモデルは、よりエモーショナルでユーザーがワクワクするようなスポーツカーを表現するため、往年のスープラをイメージしながら製作。

　4575×2048×1230mm（全長×全幅×全高）、ホイールベース2470mmというボディには、軽量で高剛性なカーボン・コンポジット材などを採用。左右に大きく張り出したフェンダーや大型リアウィング、リアディフューザーなどは、優れた空力性能と走行性能を狙って開発したという。

　また、サスペンションやホイール、タイヤ、ブレーキなどはレース専用部品とし、インテリアでは後方確認モニターがついたダッシュボードやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなど、各種レース用装備が組み込まれている。

　なお、GR Supra Racing Conceptはゲームソフト「グランツーリスモSPORT」に、4月のアップデートで新モデルとして追加される予定。

ロングノーズ＆ショートデッキデザインのGR Supra Racing Conceptのボディサイズは4575×2048×1230mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースは2470mm

サスペンションやホイール、タイヤ、ブレーキなどはレース専用部品。タイヤサイズはフロントが30/68-18、リアが31/71-18

スパルタンなインテリア。レーシングシートをはじめパドルシフト付きステアリングホイール、ロールケージなどが装備される