イベントレポート

【東京モーターショー 2019】アルピナ、「B3 Limousine」世界初公開。462PS/700Nmで0-100km/h加速3.8秒

価格は1229万円で納車開始は2020年秋の予定

2019年10月23日 開幕

2019年10月25日 プレビューデー

2019年10月25日~11月4日 一般公開日

世界初公開されたBMW ALPINA「B3 Limousine」

 10月23日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第46回 東京モーターショー 2019」が開幕した。10月25日はプレビューデー、10月25日~11月4日が一般公開日となる。

 東京ビッグサイト 南1ホール(SP01)にあるアルピナブースでは、4ドアセダンのBMW ALPINA「B3 Limousine」が世界初公開された。価格は1229万円、予約注文の受け付けが開始され、納車開始は2020年秋の予定。

 B3 Limousineのドイツ本国仕様として公開されたスペックは、ボディサイズは4719×1827×1440mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2851mm。最高出力340kW(462PS)5000-7000rpm、最大トルク700Nm(71.4kgm)3000-4250rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATが組み合わされ、駆動方式は4WDとなる。

 パフォーマンスでは、0-100km/h加速3.8秒、0-200km/h加速13.4秒、最高速303km/hを実現する。

B3 Limousine
ボディサイズは4719×1827×1440mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2851mm

 アルピナは、BMWとのパートナーシップを通じて開発・製造を行なう、BMW車をベースにしたハイエンドモデルを生み出すブランド。アルピナモデルはいずれも量産モデルの品質基準と安全基準を満たしながら、細部まで技術の粋を結集した仕上がりをその特徴とする。“控えめなエレガンス”というブランド哲学を持ち、快適性に重点を置いたインテリア、平均を上まわるドライビング・パフォーマンス、スポーティでありながら控えめな外観で表現しているという。

 10月23日に開催されたプレスカンファレンスでは、代表挨拶としてアルピナ 代表取締役社長 アンドレアス・ボーフェンジーペン氏、ニコル・オートモビルズ合同会社 最高経営責任者 C.H.ニコ・ローレケ氏が登壇した。

アルピナ 代表取締役社長 アンドレアス・ボーフェンジーペン氏
ニコル・オートモビルズ合同会社 最高経営責任者 C.H.ニコ・ローレケ氏

 輸入車ブランドの多くが東京モーターショーへの出展を見合わせている中、アルピナは1987年の東京モーターショー初出展以来、連続して17回目の出展となる。2人のあいさつでは、2019年は日本におけるアルピナ1号車「B7 Turbo」導入から40周年記念を迎えるなど、今回の出展はとくにアルピナファンへの感謝の意を込めたものである考えなどが示された。

SUVクーペのBMW ALPINA「XD4」と4ドアセダンの「B3 Limousine」

 ワールド・プレミアとなったB3 Limousineのほかにも、アルピナブースではジャパン・プレミアとなるSUVクーペ「XD4」、新型モデル「B7 Limousine」「XD3」といった計4台を展示している。

SUVクーペのBMW ALPINA「XD4」

編集部:椿山和雄