イベントレポート 東京オートサロン 2022

ビートソニック、HDMI機器をデジタル接続可能な「ハリアー用映像入力アダプター」

2022年1月14日 公開

ビートソニックのハリアー用映像入力アダプターなどが東京オートサロン2022で展示された

 ビートソニックは1月14日、発売したばかりのトヨタ自動車「ハリアー」(80系)用の映像入力アダプター「HVXT02」を、幕張メッセで開催されている「東京オートサロン 2022」の同社ブースで展示した。メーカーオプションナビに組み合わせることで、HDMIで映像出力するゲーム機などを直接接続し、ナビ画面に映し出すことができる。価格は7万1500円。

ビートソニックのブース

独自の技術、チューニングで美しく映像出力

 HVXT02は、2021年に発売した「アルファード」「ヴェルファイア」用のHVXT01を、ハリアー向けに開発したもの。新型ハリアーのメーカーオプション「T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」と組み合わせることで一般的なHDMI機器を直接接続でき、12.3型の大画面に映像を映し出せるようになる。

アルファード/ヴェルファイア用の「HVXT01」(左)と、新発売となるハリアー用の「HVXT02」(右)

 ビートソニック独自の技術により、他車種の多くの純正カーナビが備えるアナログ入力ではなく、HDMIによる最大1080pのデジタル入力が可能になっているのがポイント。開発にあたっては、映像の色味、シャープさにこだわり、元の映像品質を損なうことなく美しく表示できるようにしたという。

「HVXT02」はハリアーの「T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」に対応する

 ゲーム機はもちろんのこと、別途変換コネクタを利用することでスマートフォンの画面を出力することも可能。アダプターのユニットに外部給電用のUSBポートも用意されており、追加で給電が必要なAmazon Fire TV Stickのような映像機器の利用も簡単だとしている。

ブースでは実車に取り付けた状態のものを試すこともできる
ハリアーの車内

 映像の表示方法は、元のアスペクト比でそのまま表示する「Normalモード」のほか、不自然になりすぎない程度に水平方向に拡大する「Broadモード」、カーナビ画面の左右端まで拡大する「Fullモード」の3つから選択可能。

 これらのモードの切替や、ナビ画面と映像入力画面との切り替えは、追加の操作ボタンではなく、ステアリングに元から用意されている「早戻し・早送り」ボタンで行なえる。「カスタムしているようには見えない、標準車両のままのようなスタイルで使える」ことも特徴だとする。

Normalモード
Broadモード
Fullモード
モード切替、ナビと映像入力画面の切替はステアリングの早戻し・早送りボタンでそれぞれ操作可能

 HDMI機器のサウンドはJBLプレミアムサウンドシステムを通じて出力でき、各種音声設定も反映される。動画配信サービスの映画も、迫力あるJBLサウンドで堪能できるとしている。ブースでは製品単体だけでなく、実際にハリアーに取り付けた状態でも展示されており、映像コンテンツの再生なども試すことができる。

Amazon Fire TV Stickによる動画再生が楽しめる。なお、インターネット通信には別途スマートフォンのテザリングや車載専用Wi-Fiアクセスポイントなどの準備が必要

 取り付けは専門業者に依頼することを推奨しているが、車両側のケーブルやコネクター自体の加工は不要で、施工難度は比較的低いため、作業時間は30分程度になるだろうとのこと。

他のトヨタ車で、カーナビに(アナログ)映像入力できる「AVX02」や「AVX04」も展示
「GRヤリス」の純正ディスプレイオーディオを市販カーナビ製品に交換できるようにする「SLX-74」が実車展示
音質やカーナビメーカーにこだわりのある人にはぴったりの製品
「SLX-74」は現在開発中で春頃の発売、他車種のディスプレイオーディオを市販ナビに変えられる「SLX-73R」は2月以降の発売を目指したいとしている
コロナ禍でクルマ移動が多くなったためか製品ニーズはかなり高い、と語っていた株式会社ビートソニックの代表取締役 戸谷大地氏
日沼諭史

1977年北海道生まれ。Web媒体記者、IT系広告代理店などを経て、フリーランスのライターに。IT、モバイル、オーディオ・ビジュアル分野のほか、四輪・二輪や旅行などさまざまなジャンルで活動中。2009年より参戦したオートバイジムカーナは2年目にA級昇格、2012年にSB級(ビッグバイククラス)チャンピオン獲得。