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三菱自動車、「北京モータショー 2018」で「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を中国初公開

新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」の中国仕様を初披露

2018年4月11日 発表

MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT

 三菱自動車工業は4月11日、中国 北京で開催される2018年の北京モーターショー(プレスデー:4月25日~26日、一般公開:4月29日~5月4日)で、三菱自動車のブランド・メッセージ“Drive your Ambition”を体現するコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」と、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を中国初披露すると発表した。

 三菱自動車は、2018年の北京モーターショーに広州汽車グループ、三菱商事、三菱自動車による車両生産・販売合弁会社である広汽三菱汽車と共同出展。MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPTとエクリプス クロスのほかに、三菱自動車ブランドとして、中国現地生産車である「アウトランダー」「ASX(日本名:RVR)」を出品。また、広汽三菱ブランドとして、3月から販売を開始したプラグインハイブリッドEV(PHEV)の新型SUV「祺智(チーツー)-PHEV」を出品する。

 MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPTは、東京モーターショー 2017で世界初披露されたEV(電気自動車)のコンセプトカー。三菱自動車の強みである「SUV」「EV」「システムの融合による新たな運転体験」という3つの価値を訴求し、EVとの融合によるSUVとしてのブレークスルー、システムが生み出すクルマの新しい魅力、三菱自動車のDNAである走りのパフォーマンスを具現化し、これからの三菱自動車のクルマ作りの方向性を提示するとしている。

 パワートレーンには小型の高出力モーターをフロントに1基、リアに2基搭載するトリプルモーター方式の4WDシステムを採用。大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーをフロア下に配置して低重心化を図り、操縦安定性の向上に貢献している。

エクリプス クロス

 また、日本で3月1日に発売されたエクリプス クロスは、直列4気筒1.5リッター直噴ターボエンジンを搭載し、トランスミッションに8速スポーツモード付の「INVECS-III CVT」を採用。クーペフォルムとSUVの機動力を融合したクーペSUVとして、個性的なデザインやコネクティビティ、4輪制御技術「S-AWD」による安心して楽しめるドライビングフィールを特徴としている。

 三菱自動車ブースでは、これらにより、三菱自動車のクルマづくりの現在と未来、そしてその方向性を提示し、同社の強みであるSUVの新しい価値、EVの新しい価値、そしてシステムとしての新しい価値を訴求するとしている。