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三菱自動車、クーペスタイル採用の新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」。予約注文は約5000台に

253万2600円~309万5280円

2018年3月1日 発売

253万2600円~309万5280円

新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」

 三菱自動車工業は3月1日、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を発売した。価格は253万2600円~309万5280円。国内での販売目標台数は1000台/月(2018年度)、2017年12月22日~2018年2月末の予約注文で約5000台を受注した。

 エクリプス クロスは、三菱自動車のクロスオーバーSUVラインアップとして、コンパクトSUV「RVR」、ミッドサイズSUV「アウトランダー」「アウトランダーPHEV」に新たに加わる新型コンパクトSUV。

グレードエンジン変速機駆動方式価格JC08モード燃費
M直列4気筒DOHC 1.5リッターターボCVT(8速スポーツモード)2WD(FF)2,532,600円15.0km/L
4WD2,748,600円14.0km/L
G2WD(FF)2,706,480円15.0km/L
4WD2,922,480円14.0km/L
G Plus Package2WD(FF)2,879,280円15.0km/L
4WD3,095,280円14.0km/L

 中期経営計画“DRIVE FOR GROWTH”を達成するためのグローバル戦略車との位置付け。生産工場は岡崎製作所(愛知県岡崎市)で、すでに2017年10月に欧州、11月に豪州・ニュージーランド、アセアン地域、2018年1月に北米に向けて出荷しており、最終的に約80カ国へ展開する計画。

新型エクリプス クロス

新型エクリプス クロス

 エクリプス クロスは最高出力110kW(150PS)/5500rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/2000-3500rpmを発生する直列4気筒DOHC 1.5リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションはCVT(8速スポーツモード付)を組み合わせ、駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意。燃料性能はJC08モード燃費値で15.0km/L(4WDモデルは14.0km/L)。

 三菱自動車らしいクーペSUVとして、スタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合。「個性的なデザイン」「コネクティビティ」「4輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィール」を主な特長に掲げた。

「個性的なデザイン」「コネクティビティ」では、エクステリアではスタイリッシュなクーペSUVフォルムを採用、インテリアでは居住空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリヤシートに200mmのロングスライド&9段階リクライニング機構を採用。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、十分なヘッドクリアランスを確保。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ「SDA」、タッチパッドコントローラー、ヘッドアップディスプレイを搭載して、運転席の先進感を高めた。

新型エクリプス クロスのインテリア
シート表皮
ドライバー席まわりの装備
スマートフォン連携ディスプレイオーディオ
ヘッドアップディスプレイ
ユーティリティ
6:4分割のリアシート

「4輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィール」については、4WD車にアクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WDシステムを搭載。これに「AYC(Active Yaw Control)」ブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用した。

 ドライバーは「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」の3つの走行モードから、センターコンソールに配置したドライブモードセレクターで選択可能。ドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現するとしている。

新型エクリプス クロス雪上での走行

 ボディカラーは、新たに開発した「レッドダイヤモンド」「ブロンズメタリック」に加えて、「ホワイトパール」「ライトニングブルーマイカ」「ブラックマイカ」「レッドメタリック」「チタニウムグレーメタリック」「スターリングシルバーメタリック」の計8色を設定。