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UDトラックス、究極のドライバー“ultimate driver”を目指す「エクストラマイルチャレンジ2018」

世界7か国250名以上が予選に参加

2018年10月23日~25日 開催

究極のトラックドライバー「ultimate driver」を目指して、運行技術を競い合う国際大会「UDトラックス・エクストラマイルチャレンジ2018」

 UDトラックスは10月23日~25日の3日間、究極のトラックドライバー「ultimate driver」を目指して、運行技術を競い合う国際大会「UDトラックス・エクストラマイルチャレンジ2018」を開催している。

 UDトラックス・エクストラマイルチャレンジ2018は、安全運転の推進や運行技術の効率化を目的として、2015年より開催されているイベント。2018年は日本、オーストラリア、シンガポール、南アフリカ、インドネシア、マレーシア、タイなどで行なわれた予選に、総勢250名以上のドライバーが参加。

イベント参加者をお出迎え
新型クオンの前でイベント参加者による記念撮影
新型クオン

 会場となる同社UDエクスペリエンスセンターでは、各国の予選を経て選抜されたドライバー10名が、実際の運行手順を再現した「始業点検」「燃費効率・安全運転」「操作・駐車技術」という種目で、その技能を競い合う。

 各種目は収益性、燃費効率、稼働率、メンテナンスコスト、そして安全性を基準として採点され、最高得点を獲得したドライバーが、高度な効率性を兼ね備えたドライバーとして「究極のドライバー”ultimate driver”」のタイトルを獲得する。

テストコースの周回や駐車入れといった競技が行なわれた
競技車両にはトレーラーを使用。競技は、車庫から発進してテストコースを周回、車庫入れといった流れで行なわれ、安全運転や燃費、輸送品質までを審査する
車庫入れの様子
荷台に水を入れたボールを用意。こぼれた水の量も審査の対象となる

先進的な物流を実現するためのカギは車両と人

UDトラックス株式会社 代表取締役社長の酒巻孝光氏

 同イベントに登壇した、同社代表取締役社長の酒巻孝光氏は「ここにいる皆さんは物流におけるヒーローです。ここ上尾でグローバルのファイナルラウンドが行なわれ、各国の予選を勝ち上がったヒーローの頂点を決めることになります」と挨拶するとともに、同社のビジョンを紹介した。

 同社のビジョンについて、酒巻氏は「私たちの社会は物流によって支えられております。そして物流はドライバーがいなければなりません。世界の物流は宅配需要の増加や、環境や安全規制は厳しくなり、熟練ドライバーの不足といった多くの課題に直面しており、自動運転、電動化、コネクティビティといった領域で、新しいビジネスチャンスが広がっています」と述べるとともに、「私たちの目指す、効率的で、安全性が高く、持続可能性が望める、人にやさしいといった先進的な物流を実現するためのビジョンは、創業者である安達堅造が掲げた『時世が求めるトラックを提供する』というビジョンと同じです。さらに高い品質、よりよいエンジン、より多くの積載量を実現するクルマを提供する。長年にわたって私たちは同じビジョンにおいてこれを行なってきました」と紹介。

 このイベントの狙いについて、酒巻氏は「われわれは長年にわたってビジネスを成長させ、いまや60か国以上で車両が運行されています。より先進的な物流を実現するためのカギとなるのは車両と人です。私たちがクルマを作り、皆さんがクルマを動かして物を運びます。始業点検、安全運転、燃費のよい走り、操作技術といった意識を高める大会を通じてドライバーの皆さんをサポートしたいと思っています。私たちがよりよくなれば社会はさらによくなります」と話した。

Ultimate Dependability(究極の信頼)を掲げるUDトラックスのビジョンを示すスライド
UD Trucks- エクストラマイルチャレンジ 2018