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STI、設立30周年記念ファンイベント「STI MOTORSPORT DAY」を3月10日開催。「S209」特別展示&開発トークショーなども

ニュル24時間参戦など2019年のモータースポーツ活動計画発表

2019年2月13日 発表

WRX STI NBR Challenge 2018 モデル

 スバルと同社のモータースポーツ統括会社であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)は2月13日、2019年のモータースポーツ活動についての概要を発表した。

 2019年もSUPER GT(GT300クラス)、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどに参戦することをアナウンスするとともに、STIが設立30周年記念ファンイベント「STI MOTORSPORT DAY」を3月10日に富士スピードウェイで開催することを発表した。開催時間は11時~17時。

 STI MOTORSPORT DAYは「STIのMOTORSPORTスピリットを身近に体感できる1日」とし、今季のSUPER GTやニュル24時間レースの公開テスト、辰己英治総監督によるトークショー、2019年のデトロイトショーで公開された米国市場向けモデル「S209」の特別展示&開発トークショー、SUBARU BRZ GT GALS 2019 BREEZEの撮影会など、多数のイベントが行なわれる。

 なお、入場は無料だが駐車料金1000円(前売り券。当日券は1500円)が必要で、前売り券購入者にはイベント限定ステッカー、STIスペシャルクーポン券がプレゼントされるとのこと。詳細は特設サイトを確認いただきたい。

SUBARU BRZ GT300 2018モデル
SUPER GT

 SUPER GT GT300クラスにSUBARU BRZ GT300で参戦。

 チーム総監督はSTIの渋谷真プロジェクトゼネラルマネージャーが務め、チーム運営は「R&D SPORT」が担当。ドライバーは2018年に引き続き井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨む。

 2019年の参戦車両は、水平対向ボクサーエンジンの耐久信頼性や燃焼効率の改善、シャシーと空力特性の最適化、タイヤ接地効率向上などの改良を施し、悲願のシリーズ優勝を狙う。

ニュルブルクリンク24 時間耐久レース

 2008年から12年連続の参戦となる第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(6月20日~23日)にSUBARU WRX STIで参戦し、SP3Tクラスで6度目のクラス優勝を目指す。

 チーム総監督はSTIの辰己英治氏が務め、チーム運営はSTIエンジニアと全国のスバル特約店から選抜されたメカニックが行なう。ドライバーは2018年に引き続き、カルロ・ヴァンダム選手(オランダ)、ティム・シュリック選手(ドイツ)、山内英輝選手(日本)、井口卓人選手(日本)の4名体制で臨む。

 2019年の参戦車両はギヤ比の最適化、ブレーキ制動バランスの見直し、空力の全面見直し、ジオメトリー最適化、ホイール剛性見直し、タイヤ接地性向上など、全面的な耐久性向上を施し、2連覇を目指す。

全日本ラリー選手権

 全日本ラリー選手権にスバル協賛選手がSUBARU WRX STIで参戦。協賛選手は2018シーズンに引き続き新井敏弘選手、勝田範彦選手、鎌田卓麻選手の3名。各競技会場ではスバル特約店から選抜されたメカニックが協賛選手の競技車両メンテナンスサポートを実施する。

SUBARU BRZ ワンメイクレース

 GAZOO Racing 86/BRZレースにスバルからCG ROBOT RACING TEAMがSUBARU BRZで参戦し、プロフェッショナルシリーズで井口卓人選手と久保凜太郎選手、クラブマンシリーズで池島美紅選手のドライバー3名をサポート。各レースではスバル特約店から選抜されたメカニックがチーム車両メンテナンスサポートを実施する。