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MONET、横浜市旭区若葉台でMaasの実証実験。スマホアプリで予約するオンデマンドバス

2019年3月4日 発表

 ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)は3月4日、横浜市で3月19日~26日の期間、MONETの配車プラットフォームを活用したオンデマンドバスの実証実験を実施すると発表した。

 ミニバンクラスの車両1台を使用する実証実験では、横浜市旭区若葉台エリアに住む人がモニターとして参加。スマートフォンのアプリから予約してエリア内を巡回するオンデマンドバスを体験してもらい、今後の運用方法や利便性を検証する。

 実証実験は3月19日~26日(関係者向け:3月19日、住民向け:3月20日~26日)の日程で行なわれ、運行時間は9時~17時(関係者向けの運行は13時以降の予定)。対象エリアは横浜市旭区若葉台1~4丁目で、対象エリアに住む30人程度をモニターとして参加してもらう。

 乗降車場所は、参加者が事前に設定した任意の場所(自宅など)に加えて、若葉台まちづくりセンターが運営するコミュニティバス「わかば号」のバス停を指定できる。

 横浜市旭区若葉台は、約6700世帯、約1万4000人が暮らす大規模な住宅団地があるエリア。地域ではさまざまな組織や住民グループが相互に連携して、子育て世代をはじめさまざまな世代が暮らしやすいまちづくりが進められているが、近年では高齢化が進んでいることもあり、地域のニーズに即した移動手段の拡充が検討されているという。

 今後、MONETでは実証実験の結果を踏まえてオンデマンドバスの実証エリアや時間帯の拡大など、より便利なモビリティサービスの実現に向けて、横浜市をはじめ各所と連携して取り組んでいくとしている。