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「Alexa、ヒーターをつけて」。ランボルギーニ「ウラカン EVO」がAmazon Alexa対応

2020年内中にウラカンEVOシリーズ全モデルに導入予定

2020年1月7日(現地時間)発表

「ウラカン EVO」シリーズがAmazonの音声アシスタントサービス「Alexa」を採用

 伊アウトモビリ・ランボルギーニは1月7日(現地時間)、「ウラカン EVO」シリーズにAmazonの音声アシスタントサービス「Alexa」を採用すると発表。Alexaはオプション設定となっており、2020年内中にウラカン EVOシリーズ全モデルに導入する予定。

ウラカン EVOシリーズ
室内の操作パネルに「Alexa」のスイッチが用意される

 Alexaの採用により、空調や照明、シートヒーターのコントロールをはじめ、電話の発信、カーナビ操作、音楽やオーディオブックの再生、ニュースや天気チェックなどを音声コマンドで操作可能になる。さらにLDVI(Lamborghini Dinamica Veicolo Integrata)とも統合したことで、「新たなレベルの音声操作機能を実現する」とのこと。

 また、Alexa対応の各種接続デバイスともつながることで、ウラカン EVOに話しかけるだけで自宅玄関から家の空調や照明まで、さまざまな設備を車内から操作できるようになるという。

Huracan EVO and Amazon Alexa, together(1分31秒)

 今回の発表について、アウトモビリ・ランボルギーニ CEOのステファノ・ドメニカリ氏は「ウラカン EVOは優れたドライバーのためのクルマです。コネクティビティ機能を使用して運転に集中できるため、ランボルギーニをさらに堪能していただけます。ランボルギーニは未来を形にします。自動車メーカーとして初めてAmazon Alexaによる音声操作を提供し、スマートコマンドやAlexaの標準機能に加え、車内機能の操作も可能にしました」とコメント。

 また、AmazonのAlexa Auto副社長のネッド・クーリック氏は「Alexaが運転中も直観的に使える車内機能の一部となることを目指しています。ランボルギーニは車載インフォテインメントシステムにAlexaを組み込むことで、このビジョンに本格的に取り組んでいます。ランボルギーニのオーナーは、インテリジェントな音声サービスの便利さを享受しながら、ランボルギーニを存分に楽しむことができます。今年導入が始まれば、車載音声認識機能に新しい基準を打ち立てることになるでしょう」と述べている。