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ヤマト運輸、ダブル連結トラックを関東～九州で運行開始
新たに「スーパーフルトレーラSF25」8台導入
2020年3月11日 11:59
- 2020年3月10日 運行開始
ヤマト運輸、ヤマトボックスチャーター（YBC）、ヤマトマルチチャーター（YMC）の3社は、ダブル連結トラックの「スーパーフルトレーラSF25」を新たに8台導入して、3月10日より関東～九州で運行開始した。
関東～九州での運行は、現在のスーパーフルトレーラSF25の運行区間となっている関東～関西を伸長したもので、2019年8月に国土交通省によるダブル連結トラックの対象路線拡充の決定を受けたもの。実際の運行では、関西を中継地点としてドライバーが乗り換えることで長距離輸送のドライバーの負担軽減を図るとしている。
物流業界では大型トラックのドライバー不足や高齢化が進んでいるといい、トラック輸送の省人化を推進するため国土交通省では、2016年9月に「ダブル連結トラック実験協議会」を設立して、2019年1月に車両長の基準を最大21mから25mまで緩和するなど、物流業界の人手不足への対応を進めてきた。
ヤマト運輸では2017年9月よりダブル連結トラックを導入して、2019年3月には、全国物流ネットワーク協会会員である西濃運輸、日本通運、日本郵便、ヤマト運輸の4社による共同輸送を関東～関西区間で運行を行なってきた。
ヤマト運輸では、新たに運行開始する関東～九州の路線においては、今後他事業者との共同輸送も検討を進めるとし、さらに東北エリアへの区間伸長に向けて取り組んでいくとしている。
