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カワサキのスーパーチャージドエンジン搭載モデル「Z H2」を写真で紹介

ネイキッドスタイルを採用したZシリーズのフラグシップモデル

2020年4月4日 発売

189万2000円

カワサキのスーパーチャージドエンジン搭載モデル「Z H2」

 カワサキモータースジャパンが4月4日に発売するスーパーチャージドエンジン搭載モデル「Z H2」を写真で紹介する。ネイキッドスタイルを採用する「Zシリーズ」のフラグシップモデルで、価格は189万2000円。

 Z H2は最高出力147kW(200PS)/11000rpm、最大トルク137Nm(14.0kgfm)/8500rpmを発生する水冷4ストロークの並列4気筒DOHC 998cm 3 スーパーチャージドエンジンを搭載。パワー全域を余すところなく楽しめるパフォーマンスを備えるとともに、60km/h定地燃費値で22.5km/L(国土交通省届出値:2名乗車時)、WMTCモード値で16.9km/L(クラス3-2、1名乗車時)という燃費性能を実現する。

インテークチャンバーは放熱性に優れ約2気圧の加圧に耐えられるアルミニウム合金製。入口のディフューザーにはネットを追加し、流入する空気の乱れを最小化しエンジン全体の過給効率を高めるとともに、インタークーラーなしでもノッキングを防止する効果を得た
Ninja H2 SXとZ H2のエンジン特性の比較
Z H2専用設計のトレリスフレームを採用

 操縦性や快適性では、低中速走行時の操縦性と高速域走行時の安定性のバランスがよい新設計の「トレリスフレーム」、衝撃吸収性や減衰力特性に優れ、路面状況を掴みやすいショーワ製の「SFF-BPフロントフォーク」とリアサスペンションを採用。そのほかにも、強力な制動力と優れたコントロール性を誇るというブレンボ製フロントブレーキキャリパー「M4.32」などを装備。

Z H2

 さらに、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KCMF(カワサキコーナリングマネージメントファンクション)、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)、KLCM(カワサキローンチコントロールモード)、KQS(カワサキクイックシフター)といった技術を採用している。

 カラーバリエーションは、メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレーの1色展開。

ヘッドライトからテールランプまで、全てのライトにLEDを採用
ドッグリング(噛み合わせリング)の移動によってギヤチェンジが行なわれる構造の「ドッグリングトランスミッション」を搭載
エキゾーストシステムは排気チャンバーを廃止したことで、大型の触媒の搭載と、各気筒の排気ガスを十分に混合するための長い集合部を確保
フルデジタルTFT カラー液晶スクリーンをインストゥルメントパネルに搭載
フロントに320mmブレーキディスクとブレンボのM4.32モノブロックキャリパーを採用
タイヤはピレリ製「DIABLO ROSSO III」

オプションのアクセサリー

ラージメーターカバー
メーター耐傷フィルム
DC電源ソケット
USB電源ソケット
タンクパッド
タンクバッグ
グリップヒーター
コンフォートシート
リヤハイシート
シングルシートカバー
フロントアクスルスライダー
フレームスライダー(左右セット)
ホイールリムテープ