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グランツーリスモSPORTに「GR スープラ」2020年モデル登場。ニュル北で走ってみた
2020年4月24日 13:58
- 2020年4月23日 国内配信開始
ソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」に、2020年仕様の「トヨタ GR スープラ RZ 2020」が追加されたので、ニュルブルクリンク北コースで走らせてみた。
実車の世界では、米国で2月13日(現地時間)に米国2021モデルの「GR スープラ」が発表されている。直列6気筒 3.0リッターエンジンの改良が行なわれ従来モデル比で最高出力を14%向上。公開された米国仕様のスペックでは、最高出力382HP/5800-6500rpm、最大トルク368lb.ft./1800-5000rpmと、加速性能は0-60Mile/h加速で3.9秒となり、従来モデル比-0.2秒を実現させている。
グランツーリスモSPORTSとしての2020年仕様のGRスープラは、米国2021モデルのスペックを反映させて最高出力388PS、最大トルク51.0kgfmとパワーアップ。どのように進化しているのか、さっそくGR スープラ RZ 2020を購入して、ニュルブルクリンク北コースでタイムアタックしてみた。
走行するマシンはトラクションコントロールをカットするのみで購入したままの状態。1周ミスなくきれいに周回できるようになってからタイムを確認するとだいたい7分50秒台で周回でき、そこからさらに走り込んでいくと7分45秒057の自己ベストを記録、もっと速いドライバーだと7分40秒を切れそうな印象だ。
2020年モデルは、2019年モデルと比較して感覚的には1周10秒差くらいポテンシャルに差があるのではないかと、2019年モデルに乗り換えてタイムアタックしてみると7分53秒062となった。
2020年モデルは、パワーが向上したことによる高速域での伸びを感じられるとともに、ハンドリングの部分では、高速コーナーの進入で突っ込みすぎて「ちょっとコースアウトしちゃうかな」と思う場面でも、タイヤのグリップが効いてコースアウトしないで粘ってくれる。全体的にドライバーのミスに寛容になった印象で安定してラップを重ねられる。
実車のプレスリリースを確認してみると「フロント部にブレースを追加しボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めた」とあるので、そのへんのチューニングが反映されているかもしれない。
(C)2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.
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