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スバル、新型「レヴォーグ」特設サイトで開発責任者 五島賢氏からのメッセージ掲載

初代モデルやスバルが持つDNAを継承しつつ"超・革新"を提供

2020年8月20日 先行予約受付開始

写真は東京オートサロン2020で発表された新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sport

 スバルは7月23日、新型「レヴォーグ」特設サイトにおいて、新型レヴォーグ 開発責任者である五島賢氏のメッセージを掲載。新型レヴォーグの開発に対する思いを紹介している。

 8月20日に先行受注受付開始予定の新型レヴォーグは、新開発の水平対向 1.8リッター直噴ターボエンジンやSGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)を採用するとともに、新開発のステレオカメラと前後あわせて4つのレーダーによる360度センシングを採用する「新世代アイサイト」、カーブ前減速や渋滞時のハンズオフ走行支援を実現する「高精度マップ&ロケーター」などの新技術を採用していることが明らかにされている。

東京オートサロン2020のスバルブースのイベントに出演した新型レヴォーグの開発責任者 五島賢氏

 掲載されたメッセージの中で五島氏は、2代目「レヴォーグ」の開発について「初代やSUBARU自体が持つDNAを"継承"しつつも、"革新"よりも更に一歩進んだ"超・革新"。つまり、時代の先を行く革新的な進化を実現し、お客様には、これまでに感じられたことのないような所有や移動の価値をご提供すること」を意識したという。

“超・革新”という言葉について、五島氏は「先進安全技術のパイオニアとして長年培った技術を土台として、この度、これまで対応しきれなかった領域まで衝突回避を可能にした新世代アイサイトと、初搭載の高度運転支援を加えた最先端の"先進安全"技術によって、お客様には心からの安心を感じて頂けるものと思います」と説明。

 また、新型レヴォーグについては、“より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に”というグランドツーリング思想を“継承”しつつ、運動性能やデザインによって“スポーティ”さを高め、スバルとして大切にしている“ワゴン価値”にこだわったといい、五島氏は「これからのSUBARUの未来を象徴する新型レヴォーグ。私たちの想いを詰め込んだこの1台を、是非とも楽しみにお待ちいただければと思います」とのメッセージを述べている。

 特設サイトでは、五島氏のメッセージと合わせて「受け継がれるグランドツーリングの系譜」と題したコンテンツを公開。1989年初代レガシィ ツーリングワゴン(BF系)から受け継がれている、スバルが考えるグランドツーリング性能について紹介している。

東京モーターショー2019で世界初公開された新型「レヴォーグ」プロトタイプ