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パナソニック、カーナビ「ストラーダ」専用の高精細映像リアビューカメラ「CY-RC500HD」

水平約180度の広視野角が、安全・安心運転をサポート

2020年10月中旬 発売

オープンプライス

高精細映像(HD画質)リアビューカメラ「CY-RC500HD」

 パナソニック オートモーティブ社は、SDカーナビステーション「ストラーダF1X PREMIUM10」専用の高精細映像(HD画質)リアビューカメラ「CY-RC500HD」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。

 CY-RC500HDは、ストラーダ10V型有機ELモデルとHD-TVI接続により、従来比約2.6倍の高解像度を実現し、鮮明な画像を提供。また、水平約180度の広視野角は、自車両に接近する自転車や歩行者などをいち早く認識することを可能にし、バック時の安全・安心運転をサポートする。

製品特徴

従来品比約2.6倍のHD画質とHDRの高視認性を実現

 本製品から採用されたHD(高精細度)画質により、従来品と同サイズで約2.6倍の高精細画質で正確な表現を可能にした。また、従来モデルから対応している、白飛び・黒つぶれを抑制して視認性を高めるHDR(ハイダイナミックレンジ)と合わせることで、さらなる見やすさを実現。

従来モデルCY-RC100KD SD画質(標準解像度720×480)、新モデルCY-RC500HD HD画質(高精細度1280×720)の比較
HDR機能OFFとONの比較
超広視野範囲で、真横から接近してくる人や車両も素早く認識

 従来モデル(CY-RC100KD)の水平画角約146度から、約180度へ視野角が拡大。視野角が拡大されたことで、ドライバーは後退時に接近してくる歩行者や自転車などを、いち早く認識することが可能になり、バック運転時の安全性が向上する。

従来モデルの水平画角約146度から、約180度への視野角拡大のイメージ
長かったコードを3分割させることで作業効率を向上

 全長8mあったカメラ本体コードと電源コードの間に中継コードを追加して3分割することで、車室外のカメラ、バックドア、トランク、車室内を経由する複雑な配線の作業性が向上。

 さらに、コード間の接続コネクタに「ネジ式ロック機構」を採用し、狭いところでも着脱しやすく作業効率が向上。また、ロック機構は、配線作業時に引っぱられたり、走行中に振動しても簡単に抜けない構造で抜け防止にも役立つ。

カメラ本体コード(0.5m)、中継コード(3.5m)、電源コード(5m) ※イメージ

その他の主な特徴

IP68準拠の優れた防水防塵性

 23×23×23mm(縦×横×奥行)の小型ながらもIEC(国際電気標準会議)が定めた防水・防塵基準(粉塵が中に入らない、継続的に水没しても内部に浸水することがないことを満たす基準)の上位等級に準拠した、厳しい環境下でも安心のカメラボディ。

カメラ位置の調整範囲が広い取付けブラケット

 真横も見える広角化に伴い、横方向の自車映り込み防止のため、取付けブラケットのアーム部分を伸ばし、レンズ方向の位置調整範囲が広げられている。

アーム部が延長された取付けブラケット
製品仕様一覧