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ホンダ、「シビック TYPE R」マイチェンモデルを10月9日に発売 価格は475万2000円
Limited Editionは11月30日に発売。550万円
2020年10月8日 12:46
- 2020年10月8日 発表
- シビック TYPE R:475万2000円
- シビック TYPE R Limited Edition:550万円
本田技研工業は10月8日、「シビック TYPE R(タイプアール)」をマイナーチェンジし、10月9日に発売すると発表した。また、国内200台限定販売となる「シビック TYPE R Limited Edition」を11月30日に発売する。価格はシビック TYPE Rが475万2000円、シビック TYPE R Limited Editionが550万円。
当初、シビック TYPE Rのマイナーチェンジモデルは今夏の発売を予定していたが、6月に新型コロナウイルス感染症拡大に伴う生産活動への影響により発売を延期すると発表。7月31日に10月発売予定であることがアナウンスされ、今回正式な発売日がアナウンスされた格好になる。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
シビック TYPE R | 直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ | 6速MT | 2WD(FF) | 4,752,000円 |
シビック TYPE R Limited Edition | 5,500,000円 |
今回の新しいシビック TYPE Rでは、サーキット性能の進化を目指してフロントグリルの開口面積を従来のモデルから大きくすることによる冷却性能の向上と、フロントバンパーエアスポイラーの形状変更などで従来モデル以上のダウンフォースレベルを実現。また、2ピースフローティングディスクブレーキを採用することで、サーキット走行時のブレーキフィールを向上させた。これにより、安定したブレーキフィールを実現するとともに、バネ下の重量低減にも貢献しているという。
また、アダプティブ・ダンパー・システム制御や、サスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションのアップデートを行ない、コーナーアプローチからコーナーを抜けるまでの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性がさらに進化。街乗りから高速クルージング・ワインディングやサーキット走行までのあらゆるシーンで、さらなる一体感とダイレクト感を実現した。
車内ではステアリングの表皮にアルカンターラを採用し、握りの質感とフィット感を向上させ、車両の挙動をよりダイレクトに感じられるようにした。また、シフトノブをティアドロップ形状に変更することにより、ノブの傾きの優れた認識性と操作精度を実現し、ドライバーと車両の一体感をさらに進化させている。
シビック TYPE Rの外板色はチャンピオンシップホワイト、ポリッシュドメタル・メタリック(新色)、クリスタルブラック・パール、フレームレッド、レーシングブルー・パール(新色)の5色を設定する。
一方、国内200台限定販売となるシビック TYPE R Limited Editionでは、徹底した軽量化と専用装備によりピュアスポーツ性能をさらに向上。また初代シビック TYPE Rを想起させるサンライトイエローIIを専用色に設定し、歴史と進化を感じる究極の“操る喜び”を目指したという。
専用装備としては、バネ下重量を軽量化するべくBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用したこと、サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップ20インチ専用タイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ Cup2)を適用したこと、アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティングを行なったことなどが挙げられる。
なお、シビック TYPE R Limited Editionの国内で販売する200台のうち、シリアルナンバー1から10番の車両の商談権については、同モデルの公式サイトで抽選申し込みの受け付け(Web限定)を開始。応募・抽選方法の詳細については公式サイトを確認いただきたい。また、シリアルナンバー11から200番の車両については販売会社に直接問い合わせるよう呼び掛けている。
【訂正】本田技研工業よりリリース内での空力性能の紹介で誤りがあったとの連絡があったため、本文を一部訂正しました。