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アストンマーティン、F1 2021年シーズンからマニュファクチャラーとして参戦
2月の発表会にはセバスチャン・ベッテル選手とランス・ストロール選手も登場
2021年1月1日 09:01
- 2021年1月1日(現地時間) 発表
英アストンマーティンは1月1日(現地時間)、2021年シーズンからマニュファクチャラーとしてF1世界選手権に参戦すると発表した。
アストンマーティンはレッドブル・レーシングのタイトルスポンサーを通じてすでにF1に関わっているが、2021年シーズンからマニュファクチャラーとして参戦。2月にマシンのカラーリングを発表する予定で、発表会にはセバスチャン・ベッテル選手とランス・ストロール選手も登場するとのこと。
今回の発表について、アストンマーティン・ラゴンダ取締役会会長のローレンス・ストロール氏は「フォーミュラ1は絶大な影響力を誇るモータースポーツであり、この選手権に参戦することは、アストンマーティンの企業戦略全体において重要な役割を果たし、会社をさらに前進させるものです。数多くのファンを持つグローバルなモータースポーツに参戦することで、アストンマーティン・ブランドの認知度と好感度を世界中で高めることができると確信しています。アストンマーティンは、ル・マン24時間レースをはじめとして、トップレベルの国際的なモータースポーツですでに大きな成果を収めています。そして今回、アストンマーティンの歴史に新たな章が書き加えられることになります。これは、アストンマーティン・ブランドのファンだけでなく、フォーミュラ1およびモータースポーツ・ファンにとって、非常にエキサイティングな出来事です」とコメント。
また、アストンマーティンF1チームのCEO兼チーム代表のオットマー・サフナウアー氏は、「私たちは、F1世界選手権に参戦するために、約1年をかけて準備をしてきました。アストンマーティンF1チームの新しいチーム体制を発表して、皆さまの反応を見ることを今から楽しみにしています。アストンマーティンのようなアイコン・ブランドを代表して戦うことができるのは、すべてのチーム・メンバーにとって大変光栄なことです。私たちのチームは、体重以上のパンチを繰り出せるボクサーのように高い評価を得ていますので、新しいシーズンでは、初戦から大きな存在感を発揮できると確信しています。これは新しい旅の始まりであり、これまで以上のパフォーマンスを発揮するという固い決意の下、チーム一丸となって戦うための大きなエネルギーを感じています。私たちは、モータースポーツの世界で最もクリエイティブな精神、真のレーサーとしてのメンタリティを備え、何年にもわたって培ってきた高いモチベーションにより、エキサイティングな未来を切り開きます」と述べている。
なお、2021年シーズンのF1は3月21日のオーストラリアGP(メルボルン)が開幕戦となり、アストンマーティンチームもオーストラリアGPから参戦するとのこと。アストンマーティンF1チームの最新情報はソーシャルメディアチャネルと新しく開設されるWebサイトで配信されるとしている。