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フォルクスワーゲン、新型「ゴルフ R ヴァリアント」公開 320PS&420Nmの2.0 TSIエンジン搭載
2021年7月8日 09:51
- 2021年7月7日(現地時間)発表
独フォルクスワーゲンは7月7日(現地時間)、第8世代目となる新型「ゴルフ」をベースにした「ゴルフ R ヴァリアント」を発表した。欧州では7月8日から注文を受け付け、価格は5万1585ユーロから。
2020年11月に公開されたフラグシップモデル「ゴルフ R」のステーションワゴンバージョン。新型ゴルフ R ヴァリアントが搭載する4気筒の2.0リッター「EA888」型直噴ターボエンジンは第4世代となり、従来から20PS/20Nm増となる最高出力235kW(320PS)、最大トルク420Nmを発生。トルクベクタリングが備わる4輪駆動システム「4MOTION」を組み合わせ、前後輪に加えて後輪左右間でも駆動力配分を行なう。
0-100km/h加速は4.9秒で、最高速は250km/hに制限されるが、オプションの「R-Performanceパッケージ」を装備すると270km/hまで引き上げることが可能。R-Performanceパッケージを選択すると19インチホイールが採用されるとともに、ドライブモードには標準で用意される「コンフォート」「スポーツ」「レース」「インディヴィジュアル」に「ニュルブルクリンクモード」「ドリフトモード」が追加される。
外観ではフロントスプリッターやサイドウィングが備わるフロントバンパー、光沢のブラックで塗装されたディフューザーや左右4本出しのスポーツエキゾーストシステムなどが与えられる。ボディカラーはラピスブルーメタリック、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの3色をラインアップした。
また、ホイールベースはゴルフから66mm長くなり、セカンドシートの足下はゴルフから38mm伸びて941mmを確保。ラゲッジスペース容量は611Lで、セカンドシートを折りたたむと最大で1642Lまで拡大できる。
室内ではスポーツレザーステアリングやスポーツシートが備わるほか、新たに「デジタルコックピットプロ」と呼ばれる液晶メーターを採用し、レーストラック用のラップタイマー機能などが備わるという。