アストンマーティン、米ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2022で2つのニューモデルを世界初公開

ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2022のプレビューのようす

　英アストンマーティンは8月1日（現地時間）、米国カリフォルニア州で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンス2022（8月19日開幕）において、2つのニューモデルを世界初公開すると発表した。

　1台は、ビスポーク・パーソナライゼーション部門「Q by Aston Martin」の設立10周年を記念し、ル・マン24時間レースでの成功に敬意を表したという特別な限定モデル。もう1台は「DBX707」「V12 ヴァンテージ」「ヴァルキリー」といった強烈なドライビング体験を継承する、スリリングなパフォーマンス重視のニューモデルとのこと。

　これらのニューモデルは8月19日に開催されるプライベートVIPイブニングイベントにおいて初披露され、ペブルビーチ・ゴルフ・リンクスに設置されるブランドセンター「Aston Martin Club 1913」で公開される。

　このほかにも、2021年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで北米デビューを果たした「ヴァルハラ」のプロトタイプモデルにアップデートが施され、その最新の内容を公開する。999台の限定生産モデルとなるヴァルハラはPHEV（プラグインハイブリッド）のミッドシップスーパーカー。エンジンは最高出力750PS/7200rpmを発生するV型8気筒4.0リッターツインターボで、電気モーターはフロントアクスルとリアアクスルにそれぞれ1基ずつ搭載。システム全体の最高出力は950PSに達することがアナウンスされている。また、会場には707PSを誇るDBX707が展示されるとともに、試乗車も用意されるという。

ヴァルハラ（写真は2021年11月に日本で公開されたプロトタイプ）

DBX707

　今回の発表について、アストンマーティン・グローバル・マーケティングおよびコミュニケーション責任者のレナート・ビシニャーニ氏は「ペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、世界最高のラグジュアリー・イベントの1つとして、アストンマーティンが重要なお客さまとつながり、最新の製品を紹介する重要な機会となっています。ペブルビーチでは、パフォーマンスの新時代を記念し、エキサイティングなニューモデルの世界初公開や、ポートフォリオに新たに追加されるスリリングな製品のデビューなど、アストンマーティンを代表するウルトラ・ラグジュアリー・モデルが展示されます」とコメントしている。