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三菱自動車、新型「アウトランダー」を中国で発売 1.5リッター直噴ターボ搭載の48Vマイルドハイブリッド仕様
2022年11月21日 10:35
- 2022年11月21日 発表
三菱自動車工業は11月21日、同社の中国における生産・販売合弁会社である広汽三菱汽車有限公司が新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」を広汽三菱で生産し、11月19日より販売を開始したことを発表した。
新型アウトランダーは「威風堂堂」を商品コンセプトに掲げた三菱自動車のフラグシップモデル。中国仕様では1.5リッターの直噴ターボエンジンを搭載するとともに48Vマイルドハイブリッドシステムを採用しており、最高出力は120kW、最大トルクは280Nmを発生する。ターボエンジン特有の低中速から立ち上がるトルク特性にマイルドハイブリッドのモーターアシストを加えることで、滑らかで扱いやすい加速性能と低燃費を実現しているという。
エクステリアでは「ダイナミックシールド」コンセプトを進化させたフロントデザインや大径20インチタイヤによって力強く存在感のあるスタイリングを実現し、室内では上質感にこだわった。また、新開発プラットフォームや大幅に進化を遂げたという電子制御4WDとS-AWCによって、さまざまな路面状況で安心・安全な走行を可能にしたとのこと。
なお、アウトランダーは2001年に発売(日本では「エアトレック」として発売)した三菱自動車初のクロスオーバーSUVで、近年は同社の世界販売台数の約2割を占めるコアモデルの1つ。刷新したアウトランダーのガソリンエンジンモデルは2021年に北米で発売後、中東、オセアニア、中南米、アフリカに投入し、世界累計販売台数は2022年10月末時点で10万台以上となっている。