ニュース
マセラティ、最後のV8限定モデル「レヴァンテV8ウルティマ」「ギブリ334ウルティマ」の日本国内デリバリー開始
2024年3月13日 08:08
- 2024年3月7日 発表
マセラティ ジャパンは3月7日、過去への敬意と電動化する新時代への移行を記念したマセラティ最後のV8エンジン搭載車で、2023年7月の自動車イベント「グッド・ウッド・フェスティバル」で初披露した最後のV8エンジン搭載モデルとなる限定車「レヴァンテ V8ウルティマ」と「ギブリ 334ウルティマ」の日本デリバリー開始を発表した。
グローバルで各色103台のみ製造され、「ギブリ 334ウルティマ」はエクステリアカラーが「ペルシャ・ブルー」の1色設定で価格は2,553万円。レヴァンテ V8ウルティマは、深みのある「ネロ・アッソルート」と鮮やかな「ブルー・ロイヤル」の2色を設定。日本国内への導入はネロ・アッソルートが17台で価格2,603万円、ブルー・ロイヤルが16台で価格2,703万円。
ギブリ 334ウルティマ
ギブリ 334ウルティマは、独特なユニークなスタイルと独自の性能両面を重視するドライバーに向けたスポーツセダンで、「334」は、これまでの326km/hから334km/hに最高速度が飛躍したことを示す数字。さらに特別なコンパウンドを用いた新しい高性能タイヤを装着し、空力を向上させる21インチのオリオーネ・ホイールと、カーボンファイバーのリアスポイラーを装着したことで、0-100km/h加速を4.3秒から3.9秒に短縮している。
また、過去への敬意とV8エンジンを最初に搭載したマセラティ「5000 GT シャ・ディ・ペルシャ」への賛辞として、外観には今回の限定モデル専用の「ペルシャ・ブルー」の塗装が施され、フェンダーに描かれた「334」のロゴはアクセントとなる「ルビーノ・カラー」でペイント。ホイールとセンターキャップは新色の「マット・ダーク・グラファイト」、トライデント(3本槍)ロゴは暗闇でも鮮やかな存在感を放つ「ルビーノ・カラー」に、ブレーキキャリパーは光沢のある「グロス・ブラック」塗装となっている。
インテリアはセナペ・レザーを彷彿させるクラシカルな「ペール・テラコッタ・レザー」を採用しつつ、シート中心に「カンネローニ」形状のブラック・アルカンターラを配している。さらに前席のヘッドレストには、「トライデント」と「334」のロゴが刺繍されるほか、センターコンソールにも「334」の数字と一緒に「una di 103(103台の1台)」と記したバッヂがあしらわれる。
レヴァンテ V8 ウルティマ
SUVモデルの「レヴァンテ V8 ウルティマ」は、572PSのV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、フェンダーにはルビーノ・カラーの「V8 Ultima」ロゴが配されるほか、このロゴはセンターキャップの光沢のあるブラックのトライデントロゴの色味と調和させていて、ホイールとキャリパーも同様の色彩で統一している。カーボン製エクステリアキットを標準装備とし、前後バンパーとサイドスカートには標準装備のカーボン製エクステリアキットによりアクセントが加えられている。
内装はペール・テラコッタレザーを採用し、前席のヘッドレストには「トライデント」と「V8 Ultima」ロゴを刺繍。センターコンソールには限定車の証となる「una di 103」と印字されたバッヂが配されている。
なお、マセラティ ジャパンは5月19日まで、「ギブリ / レヴァンテ V8 ウルティマ - JAPAN ROUND 2024」と題して、全国のマセラティ正規ディーラーにて、特別限定車「ギブリ 334ウルティマ」と「レヴァンテ V8ウルティマ」の実車特別展示を行なっている。