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2015年3月開通へ向け、工事の進む首都高中央環状品川線大井ジャンクション
工事は仕上げ段階に。一般公開も実施
(2014/11/4 08:30)
- 2014年11月3日公開
首都高速道路は11月3日、2015年3月開通へ向けて工事の進む首都高中央環状品川線大井JCT(ジャンクション)の一般公開および報道公開を行った。大橋JCT(ジャンクション)と大井JCTを結ぶ延長約9.4kmの中央環状品川線開通により、首都圏三環状(内側から中央環状線、外環道[東京外かく環状道路]、圏央道[首都圏中央連絡自動車道])の最初の環となるC2中央環状線が完成する。
この開通効果は大きく、新宿~羽田空港間の移動時間が従来の約40分から約20分へ短縮されると試算されているほか、美女木JCTと羽田空港間は約70分から約40分になるという。また、環状道路の完成により、C1都心環状線の渋滞緩和が期待されている。開通後渋滞の名所となった大橋JCTの渋滞解消が見込めるのも大きなポイントだ。
今回公開されたのは、大井JCTの地上部と山手トンネル。2015年3月開通へ向け路面の舗装も終わりつつあり、ペイントや照明類の取り付けもいくつか行われている。それでは、以下に大井JCTの今を写真でお届けしていく。
大井JCTの南行き横浜方面の接続部は以上のような形で流れていく。中環大井南出口から一般道に出ることもでき、使い勝手もよさそうだ。湾岸線(西行き)から1号羽田線東京方面を結ぶ道路は残される。一方、2013年11月19日に閉鎖された湾岸線(東行き)から1号羽田線を結ぶ連結路(大井のUターンや大井ターンと呼ばれていた道)の復活はなく、湾岸線(東行き)からは大橋JCT方面へ向かうのみとなる。