メルセデス・ベンツ、高級カーオーディオ搭載「CLSサウンドスイート」 |
メルセデス・ベンツ日本は5月27日、4ドアサルーン「CLS」に、高級コンプリート・カーオーディオを搭載した「CLSサウンドスイート」を、10台限定で発売した。CLS 350 グランドエディション、CLS 550、CLS 63 AMGの各モデルがベースとなっており、価格は次のとおり。
モデル | 価格 |
CLS 350 Grand Edition Sound Suite | 1115万円 |
CLS 550 Sound Suite | 1262万円 |
CLS 63 AMG Sound Suite | 1709万円 |
搭載されるシステムは、ソニックデザインがCLS専用に開発したもの。特別仕様のデジタルプロセッサーアンプに、2スピーカー構成のアルミダイキャスト製エンクロージャー一体型フロントドア用フルレンジドライバーモジュール、リアドア用アディショナルウーファーモジュールを組み合わせた、4ユニット/6スピーカーで構成される。
デジタルプロセッサーアンプは、音質・音場補正から最終増幅までデジタル処理するデジタダイレクトアンプ方式を採用。小型軽量に設計し、車室やトランクルームの容積と美観を損ねないうえ、低消費電力設計としている。
さらに、純正オーディオのアナログ出力の音質劣化を最小限に抑える「ソノリバイブ」技術により、純正オーディオやコマンドシステムの操作性と機能を損なわないとしている。
スピーカーは、フロントドアに52mm口径ワイドレンジドライバー「SD-N52N」、リアドアにマイクロウーファーユニット「SD-N77N」を設置。すべてのスピーカーユニットはエンクロージャー内に収容され、車外への音漏れを防いでいる。
このほか、乗車人数と着座位置に応じた音場と音質の自動調整機能や、車両後退やドア開閉に連動して音量を変えるアクティブミューティングを備える。
(編集部:田中真一郎)
2010年 5月 27日