現在、セダン中心のラインアップとなっているレクサスにとって、多くのファンが待ち望んでいたクーペモデルが「RC」だ。車名は「Radical Coupe」を略したもので、「Radical」はスラングの「とても楽しい」といった含みを持たせての命名だという。
同車は2013年に開催された「第43回東京モーターショー」でワールドプレミアされており、同時にお披露目されていた「NX」に続き、ほぼ1年越しで市販化が実現した形となる。当初の発表ではガソリンモデルの「RC350」と、ハイブリッドモデルの「RC300h」の2モデルが公表されていたが、加えてハイパフォーマンスモデルとなる「RC F」もラインアップに加えられている。
このRCは「レクサスのプレミアムラグジュアリーとしてのイメージを確立する」という重要なポジションを担うクルマとなる。また、後輪駆動のFRクーペというキャラクター上、高いドライビングパフォーマンスの実現についても重点を置いて開発されているモデルだ。
ボディーサイズは全長4695mmと5ナンバーサイズに納めつつも、全幅はフェンダーを張り出させることで1840mmとワイドに。そして2730mmと短めのホイールベースとすることで、踏ん張り感のあるロー&ワイドなルックスを実現している。
ベースとなるシャシーは、一見「IS」だと思われるだろうが、実はフロントエンドが「GS」、ボディー中央が「IS C」、そしてリアエンドを「IS」ベースと、3モデルを組み合わせた構造となっている。これは大排気量エンジンの搭載やボディー剛性の確保などを目的としたものだ。ボディー剛性はクーペならではの広いドア開口部に補強を加えたほか、GS譲りの厚いエプロンパネル、センターフロアガセットの追加によりISの約2倍の断面積を得たロッカー部、床下へのブレース類の追加、スポット打点の追加、構造用接着剤の使用など、独自の作り込みによりトップレベルを獲得しているという。
RC350 “F SPORT”。ボディーカラーは「ホワイトノーヴァ」 サスペンションはボディー剛性の高さをフルに生かすべく新型の独立懸架式を採用する。フロントがダブルウイッシュボーン、リアがトーコントロールアーム付マルチリンクで、ともにモノチューブダンパーとボールジョイントスタビライザーバーを備えている。“F SPORT”および“version L”には、コンピューターにより減衰力制御を行う「AVS(Adaptive Variable Suspension System)」にカーナビ連携によるコーナープレビュー制御を加えた「NAVI・AI-AVS」を標準装備するほか、RC350 “F SPORT”にはリア操舵機能を持つ「LDH(Lexus Dynamic Handling System)」が採用されている。
エアロダイナミクスも重点が置かれた部分だ。エクステリアは「空力操安」をコンセプトとして、ボディー上下を流れる気流を積極的に活用。高速走行時の操縦性、安定性を高めるような構造とした。具体的にはボディー造形はもちろんのこと、トヨタ系モデルではおなじみとなった「エアロスタビライジングフィン」、アンダーボディーのフラット化、前後タイヤの前方に装着するホイールスパッツ、フェンダーライナーなどにより積極的に空気の流れを利用している。また、ボディー全体では「操安」という部分をカバーしつつ空気抵抗を抑える方向でデザインされており、燃費の向上や騒音の低減といった部分にも十分な配慮がなされている。
RC350
V型6気筒 3.5リッターのガソリンエンジン「2GR-FSE」と、RC Fと同じ8速AT「8-Speed SPDS(SPort Direct Shift)」の組み合わせを採用するのがRC350。スペックは最高出力が234kW(318PS)/6400rpm、最大トルクは380Nm(38.7kgm)/4800rpm。車両重量は1690~1700kgで、JC08モード燃費は9.8km/L。
グレード展開は、ベースモデルのほかにスポーティな装備や外観デザインが与えられる“F SPORT”、3眼フルLEDヘッドランプや大径タイヤ&ホイール、スポーツサスペンションなどを標準装備する“version L”の3タイプ。価格は順番に596万円、678万円、660万円。ボディーカラーはシンボルカラーとなる「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」など計7色。“F SPORT”には新開発となる「ヒートブルーコントラストレイヤリング」など3色の専用色が用意されている。
レクサスのテーマとなっている「エモーショナルなデザイン」と、理想のクーペスタイルの追求から生まれたフォルムは掛け値なしに美しく、素直に格好よいと思えるもの “F SPORT”はフロントグリルが専用のメッシュタイプとなる。グリル上部は「L」、ナンバー取り付け位置から下は「F」をモチーフとしたデザインに上下で変化している フロントフェンダーには“F SPORT”を示すバッヂが付く グッと張り出したリアフェンダーからリアバンパーにかけてのボリューム感がRCのハイライト 2眼式ヘッドランプとISから継承した独立型LEDクリアランスランプの組み合わせ。“F SPORT”はオプションで3眼式フルLEDヘッドランプも選択可能 ポジションランプの点灯時には独立型LEDクリアランスランプが存在感を発揮 24個のLEDを採用するリアコンビランプ。立体的な造形とすることで「L」のモチーフを強調している エンジンはV型6気筒 3.5リッターの「2GR-FSE」を搭載。歩行者との衝突時に頭部損傷リスクを低減する「ポップアップフード」を全車標準装備 タイヤサイズはフロントが235/40 R19、リアが265/35 R19。アルミホイールは“F SPORT”専用タイプが標準装備となる。フロントブレーキは対向4ピストンキャリパーで、ローターはφ357mmの2ピース大径タイプ カメラによる「レーンディパーチャーアラート」、ミリ波レーダーを使った「プリクラッシュセーフティシステム」、後方からの車両の接近を知らせる「ブラインドスポットモニター」などは全車オプション ISをベースにしながらクーペらしい華やかさをプラスしたインテリア。インテリアカラーとオーナメントパネルが複数用意されている。撮影車両は“F SPORT”専用の「ダークローズ」と「ウェッジメタル」の組み合わせ グリップ部にディンプル加工が施された“F SPORT”専用の本革ステアリング。パドルシフトのほか、ステアリングヒーターも装備 シフトセレクターはゲート式を採用。シフトノブはステアリングと同じく本革のディンプルタイプ アルミ製スポーツペダルとフットレストは“F SPORT”専用タイプ ドライブモードセレクトを全車に標準装備。“F SPORT”では「SPORT S+」など4つのモードを備えており、切り替えることで手軽にパワートレーン、パワーステアリング、エアコン、サスペンションなどの最適化が図れる “F SPORT”のメーターパネルは「LFA」の流れを汲む専用タイプで、8インチのTFT液晶式メーターとなる ドライブモードセレクトのモード変更により表示内容が切り替わる メインメーターを右側に移動して左側に各種情報を表示することも可能 表示内容はステアリングに設けられたスイッチで変更。これはオーディオ表示 ギヤポジション表示のままドライブモードセレクトを切り替えた状態。「SPORT S」と「SPORT S+」で、ほぼ表示内容は変わらない 全車「表皮一体発泡シート」を標準装備。“F SPORT”は専用のスポーツタイプで、運転席・助手席にはヒーター&ベンチレーション機能も備える 運転席ドアトリム。レイヤー構成のデザインに加え、縫製を必要としない部分にもステッチを入れる「フリーステッチ」による立体感のある仕上がり。シルバーのオーナメントパネル裏にはアンビエントイルミネーションを装備し、走行状態と連動した間接照明でムードを盛り上げてくれる リアシートのアクセスはフロントシート背もたれに用意されたレバーで行う。アクセス時間短縮のため、手動による前倒し+電動スライドのハイブリッド式を採用する。リアシートの定員は2名 クーペとしては広い374Lのラゲッジスペースを確保。リアシートは6:4分割可倒式なので必要に応じて拡大でき、1500mmまでの長尺物が積み込める RC300h
同社の4ドアセダン「IS300h」と同じく、直列4気筒 2.5リッターの「2AR-FSE」エンジンと「1KM」モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。スペックはエンジンが最高出力が131kW(178PS)/6000rpm、最大トルクは221Nm(22.5kgm)/4200-4800rpm。モーターは最高出力105kW(143PS)、最大トルク300Nm(30.6kgm)。車両重量は1740kgとRC350より50kgほど重いものの、ハイブリッド車らしくJC08モード燃費は23.2km/Lを実現。このクラスのクルマとしては驚異的な数値となっている。
グレードやボディーカラーなどの構成はRC350と同様となっており、価格は順に565万円、627万円、629万円。
ハイブリッドモデルとなるRC300h。ボディーサイズはRC350と変わらない。撮影車両は“version L”で、ボディーカラーは「プラチナムシルバーメタリック」 フロントグリルは縦桟+ハニカムのコンビネーションタイプ 車名バッヂはハイブリッドモデル共通の青いライン入り ハイブリッドシステムはIS300hと共通。トランスミッションはこれまでと同じ電気式無段変速機だが、6速シーケンシャルシフトマチックを採用。コーナー進入時にドライバーが自分の意思でエンジンブレーキを調整できるようになった RC300hは全車エコカー減税の免税(100%減税)対象車となる ハイブリッドカーではマフラーを隠すようなデザインが多いが、RC300hはガソリン車と同じフィニッシュ。アンダーパネルには空力処理が施されている 撮影車両はオプションのタイヤ&ホイールを装着、サイズはF235/40 R19、R265/35 R19。“version L”は18インチ、ベースモデルは17インチが標準サイズとなる フロントブレーキは対向4ピストンキャリパーとφ334mmローターの組み合わせ 撮影車両はインテリアカラー「トパーズ」、オーナメントパネル「縞杢」の組み合わせ ステアリングとシフトノブは本革巻き。パドルシフトも備わる ドライブモードセレクトは“F SPORT”と同じく4モード。ベースグレードのみ「SPORT S+」のない3モードになる。「EVモード」スイッチはRC300h専用 2眼タイプのオプティトロンメーターを採用。左側はタコメーターとパワーメーター表示を切り替えることが可能だ。中央には4.2インチ液晶を用いたマルチインフォメーションディスプレイを配置 マルチインフォメーションディスプレイの表示内容はステアリングのスイッチを使って切り替え可能。ドライブモードセレクトの選択モードも表示される シートは“F SPORT”と同じ表皮一体発泡シートだが、ステッチの入れ方で着座感を変えている 後席右サイドにはバッテリー冷却用のスリットがある。この撮影車両のインテリアカラーはムーンストーン ラゲッジスペースはRC350と同じ374Lの容量を確保 フロアパネルの下に工具類を収納。RC350はこの下にスペアタイヤが収納されていたが、RC300hはパネルを外すことはできず、スペアタイヤレスの設定となっている トランク内の左サイドにパンク修理キットなどが納められている。ジャッキ、バッテリーなども同じ位置に収納 RC F
RCをベースにエンジン、サスペンション、空力パーツなどに専用装備や先進技術を追加し、サーキット走行まで可能とする本格的プレミアムスポーツカーとしたのがRC F。レクサスのプレミアムスポーツモデルとして位置づけられる“F”シリーズの新たな中核となる存在だ。
開発にあたってキーワードとなったのは「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」。パワートレーンは新型となるV型8気筒 5.0リッターの「2UR-GSE」ユニットと、「Mポジション」選択時には最短0.1秒で変速が可能な「8-Speed SPDS(8速スポーツダイレクトシフト)」の組み合わせ。FR車では世界初採用となる駆動力制御システム「TVD(Torque Vectoring Differential)」をオプション設定し、「スポーツモード付VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)」、上下加速度センサー採用のABSなどを協調制御することで、高い安定性と楽しさを両立。本格的なスポーツドライビングが味わえる。
エンジンスペックは最高出力が351kW(477PS)/7100rpm、最大トルクは530Nm(54.0kgm)/4800-5600rpm。車両重量は1790kgで、TVDを装着すると30kg増加する。JC08モード燃費は8.2km/L。
ボディーサイズはRCとそれほど変わらないものの、大径タイヤ&ホイールやフロントフェンダー後端のエアアウトレットなどによりマッシブな印象を強めている エクステリアデザインもRCとは大きく差別化。フロントマスクでは大型ブレーキ冷却ダクトを設けたスピンドルグリルに加え、バンパー両サイドにオイルクーラー用開口部を設けることで、よりスピンドル形状を強調。エンジンフード上にエアアウトレット、トランクフードにはアクティブリアウイングを設けるなど、ハイパフォーマンスカーらしい装備も随所に用意される。
ボディーサイズは4705×1850×1390mm(全長×全幅×全高)と、RC350/RC300hより全長、全幅がそれぞれ10mmアップ。全高は5mmダウンとなるが、最低地上高は5mmアップの130mm。最小回転半径はRCでもっとも小さいRC350 “F SPORT”の5.0mから0.4mアップの5.4mで、車両重量は1790kg。
ボディーカラーは注文色となる「ラディアントレッドコントラストレイヤリング」「ヒートブルーコントラストレイヤリング」など計7色が用意される。価格は953万円。
また、カーボン製のエンジンフードやルーフ、アクティブリアウイングなどを装着することで、車両重量を1780kgに10kg軽量化する“Carbon Exterior package”をラインアップ。こちらは2015年1月末ごろの発売予定となっており、価格は1030万円。
LからFにモチーフが変化するメッシュデザインで、一見“F SPORT”と同じように見えるスピンドルグリルDだが、上部が拡大されてエンジンの冷却効率アップが図られている グリル下部にブレーキ冷却用のダクト、スピンドル外側にオイルクーラーを設置するなど、ハイパフォーマンスモデルらしい作り込みとなる フロントフェンダー後端にはL字型のエアアウトレットを装備 フロントフェンダーの「F」バッヂは外周がブルーの“F SPORT”とは異なるデザイン V8 5.0リッターユニットを納めるために中央部が膨らんだボンネットには、エンジンルームの熱を排出するエアアウトレットが設けられている エアアウトレット裏側はカバーされているが、車両後方側に開口部を向けたスリットが設けられ、負圧を利用して十分な冷却効果が得られるという。また、サーキット走行などの高負荷時にはカバーを取り外し、冷却性をさらに高めることも可能 ドアミラーにはLEDターンシグナルランプを内蔵。自動防眩機能、リバース連動チルトダウン、ヒーターなど機能満載 Aピラーの付け根にエアロスタビライジングフィンを装備 リアコンビネーションランプ側面にもエアロスタビライジングフィンを設定 トランクリッドにはRC F専用アイテムのアクティブリアウイングを装備。80km/hでアップし、40km/h未満になると自動格納される。プッシュボタンによるアップ、ダウンのマニュアル操作も可能 フロントフェンダーと同じ「F」のバッヂをトランクリッドにも装着する バックガイドモニターを標準装備。この撮影車両のボディーカラーはヒートブルーコントラストレイヤリング GS譲りのフロントエンドにV型8気筒 5.0リッターユニットが収まる。新開発のシリンダーヘッドやピストン&コンロッドの軽量化などにより、従来型からパワーを12%向上させると同時に、レブリミットも6800rpmから7300rpmに向上している カーボン模様のエンジンカバーの下に、「F」モデルのイメージカラーであるブルーにペイントされたインマニが覗く エキゾーストパイプは4連「トラペゾイダル(台形)」配置 タイヤサイズはフロント255/35 ZR19、275/35 ZR19。組み合わされるアルミホイールは4タイプ用意される。写真のホイールはオプション設定のBBS製鍛造タイプで、ポリッシュ仕上げのスパイラル10本スポークモデル。ポリッシュ部分は職人が1本ずつ手作業で仕上げているという 同じくオプション設定される切削タイプのダブル10本スポークモデル。こちらもBBS製の鍛造アルミホイール フロントブレーキはブレンボ製対向6ピストンアルミキャリパーとφ380mmローターの組み合わせ。ブレーキパッドも高μタイプを装着する リアブレーキもブレンボ製。こちらは対向4ピストンのアルミ製キャリパーとφ345mmローターの組み合わせになる 撮影車両は「ホワイト」のインテリアカラーと「シルバースターリングファイバー」のオーナメントパネルの組み合わせ 楕円断面形状を採用した専用ステアリング。テストドライバーからのフィードバックにより理想的な太さとグリップ感を実現したという。ステッチは「F」モデルのイメージカラーとなるブルーとシルバーのコンビネーション ドライブモードセレクトダイヤルの下に「TVD」スイッチ(オプション)を用意。シチュエーションに応じて「STANDARD」「SLALOM」「CIRCUIT」の3モードが選択可能 メーターパネルは液晶を使ったセンターメーターとアナログのスピードメーター、カラーマルチインフォメーションディスプレイを組み合わせた専用タイプ センターメーターはドライブモードセレクトによって表示内容が変化する カラーマルチインフォメーションディスプレイでは、情報表示のほかに設定変更なども行える エアコンは左右独立して温度調整が可能。花粉除去モードのほか、排出ガスを感知して外気/内気循環を自動的に切り替える機能も装備。温度設定は左右のバーを指でなぞることで上下させる オーディオは「レクサスRC Fプレミアムサウンドシステム」が標準設定。撮影車両で装着している「“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム」はオプション設定 「SDナビゲーションシステム」を標準装備。7インチディスプレイではナビゲーションのほか、エアコンの操作もなど可能 ISではスティックタイプだった「リモートタッチ」は、NXから登場したタッチパッド式になっている ステアリングコラム右側のスイッチパネル。アクティブリアウイングの主導操作スイッチなどが備わる センターコンソールボックスのリッドはアームレストを兼ねたデザイン ボックス内部にはDC12Vソケットのほか、USBポートやAUX入力端子などを配置 マップランプやルームランプのスイッチは静電タッチ式。ヘルプネットなどを含めたテレマティクスサービス「G-Link」は新車購入から3年間無料で利用できる シートはアスリートが着用する「ボディースーツ」をモチーフとしたデザイン。スポーツ走行に対応し、ショルダー部までサポートする形状となっている。撮影車両はオプションのセミアニリン本革タイプを装着 ドアアームレストにはドアミラーとパワーウインドー関連のスイッチを配置。ドアオープナー脇にはシートポジションメモリーのスイッチをレイアウト リアシートもヘッドレスト一体型のハイバックタイプになる 標準のシート表皮はアルカンターラとセミアニリン本革のコンビネーション。こちらのインテリアカラーはブラック ラゲッジスペースはRCより若干少ない366Lながら、フルサイズのゴルフバッグを2個収納できる リアシート後方にボディー剛性を高めるV字型のリアパーテーションブレースが取り付けられているため、中央部分にトランクスルーを設定。写真はトランク側のカバーを開いた状態 車内のアームレストを倒してトランクスルーを使えるようにした状態 工具などを収納するボードはRC300hでは取り外せなかったが、こちらは取り外しが可能。スペアタイヤは装備せず、パンク修理キットを搭載 RC F“Carbon Exterior package” 2015年1月末ごろの発売予定となるRC F“Carbon Exterior package”。ボンネットに加えてルーフパネルにもカーボンを使う タイヤサイズはノーマルモデルと同じ。ホイールも標準設定のBBS製10本スポークのほか、オプションとして3種類が用意されている インテリアではカラーリング以外にRC Fから大きく変わる部分はない