自動車技術会、「新開発エンジン」のシンポジウム
クリーンディーゼルエンジン関連など多数の講演が行われる

開会のあいさつを行うガソリン機関部門委員会委員長の村瀬英一九州大学大学院教授

2009年2月27日開催




 自動車技術会は2月27日、「新開発エンジン」と題したシンポジウムを、工学院大学(東京都新宿区)で開催した。当日は、ガソリンエンジンで4製品、ディーゼルエンジンで4製品が取り上げられ、開発担当技術者による講演が行われた。

 自動車技術会は自動車に係わる研究者、技術者および学生などの多彩な会員から構成される団体。年に20回ほどエンジンニアを講師として招き、専門分野別のシンポジウムを開催している。新開発エンジンのシンポジウムはガソリン機関部門委員会とディーゼル機関部門委員会が担当した。

 行われた講演は下記の8本

●ガソリンエンジン
ヤマハ発動機:YZF-R1用 不等間隔爆発エンジンの開発
ホンダ技術研究所:V6新可変シリンダシステムエンジンの開発
スズキ:新SFV650エンジンの開発
トヨタ自動車:新ARシリーズエンジンの開発

●ディーゼルエンジン
日産自動車:国内排気規制対応2.0L直噴ディーゼルM9Rエンジンの開発
マツダ:新型MZR-CD2.2エンジンの紹介
スバル(富士重工業):水平対向ターボディーゼルエンジンの開発
ダイムラーAG東京代表事務所:メルセデス・ベンツのクリーン・ディーゼル

 なお、3月2日に「モータースポーツ技術と文化」、3月4日、5日に「自動車空調技術総合レビュー2009」のシンポジウムが行われる。

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 2月 27日